伝統や秩序を大事にする「幹部型(ESJT)」は、真面目な方が多く周囲からの信頼が厚いタイプ。人をまとめるのが得意なので、プロジェクトのリーダーに推薦されることも多いですよ!また、自分の感情に振り回されず、公平な判断を下せるのも強みです。
今回は、幹部型(ESJT)の長所や短所を紹介します。さらに、他の15パーソナリティとの相性や適職についても詳しく解説◎自己分析や今後のキャリアUPのために、ぜひご活用くださいね!
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目次
幹部型(ESTJ)の基本的な性格|MBTI診断(16パーソナリティ)
幹部型(ESJT)は、「外向型(E)」「感覚型(S)」「思考型(T)」「判断型(J)」の4つの特徴を持つタイプです。
伝統や秩序を大事にして、「基準」「安定性」を重視する真面目な性格の持ち主。また、感情に振り回されることなく、冷静に状況を判断できるのも特徴です。どんな状況でも人と公平に接するため、周りからの信頼が厚くリーダーのようなまとめ役に推薦されることもありますよ。社交的で責任感があり、仕事では管理職に向いています。
一方で、融通が利かないという頑固な一面を持っています。自分にも他人にも厳しく「口調がきつくなりやすい」ので、人と接するときには要注意。自分が「正しい」、と思ったことに囚われやすいので、柔軟に相手に合わせることも必要です。

幹部型(ESTJ)の長所|MBTI診断(16パーソナリティ)
まずは、幹部型(ESJT)の長所をチェックしていきましょう!自分の長所を理解すれば、仕事での強みになりますよ◎
①リーダーシップ能力が高い
幹部型(ESTJ)は、リーダーシップ能力が高いのが強みの一つです。困難な状況に置かれても冷静に判断し、チームを正しい方向へ導くことに長けています。
また、真面目な性格で、目標を達成しようとする意欲が高く、周りからの信頼が厚いのも特徴◎仕事では、管理職を任されることが多いのもこのタイプです。
②責任感が強い
秩序を大切にする幹部型(ESTJ)は、責任感が強いタイプ。真面目な性格で、任されたことは最後まできちんとやり切ります。
また、状況を素早く分析できる幹部型(ESTJ)は、困難な問題を与えられてもスマートな対応が可能◎自ら進んで問題に取り組む積極性があり、周りから頼りにされるタイプです。
③決断が早い
幹部型(ESTJ)は、誠実で冷静に物事を判断するため決断が速いです。誰もが納得する根拠を見つけるのが得意で、複雑な問題も筋道を立てて考えられます。
本質を見失わずに考えられるので、的を得た答えをスムーズに導き出すことが得意。幹部型(ESTJ)がいると、とっても心強いですよ◎
幹部型(ESTJ)の短所|MBTI診断(16パーソナリティ)
次に、幹部型(ESJT)の短所を紹介します。短所を把握して、仕事上での不要なトラブルは避けるようにしましょう◎
①融通が効かない
秩序や伝統を大切にする幹部型(ESTJ)は、決まったルールや基準から外れることを極端に嫌うタイプ。そのため、周囲から「頑固で融通が利かない」、と思われることがあります。
幹部型(ESTJ)の主張が正しい場合でも、チームで仕事をするときは周りの意見に耳を傾けることも大切。自分では気づかなかったことや、もっと効率の良い方法が見つかる可能性がありますよ。また、相手の意見を受け入れることで、さらに考えの幅が広がる場合もあります。

②人に厳しい
幹部型(ESTJ)は、自分にも相手にも厳しいのが特徴。目標達成のための熱意が高くストイックな性格だからこそ、相手に要求するクオリティも高くなってしまいます。
相手と接するときに、口調が強くなりがちなので要注意!相手にも得意・不得意があることを認識し、寄り添ったコミュニケーションを取るよう心掛けましょう。

③自分を追い込みすぎてしまう
幹部型(ESTJ)は、先述のとおり責任感が強く自分に厳しいタイプです。そのため、必要以上に自分を追い込んでしまうことがあります。
高みを目指すのは良いことですが、難しい場合は途中で軌道修正することも大切ですよ。追い込みすぎて途中で挫折してしまえば、結果を出すことができません。周りに頼りながら、気持ちに余裕を持つよう心掛けましょう!

幹部型(ESTJ)の割合はどれくらい?|MBTI診断(16パーソナリティ)
幹部型(ESJT)は、日本の人口の3.38%だと言われています。世界人口で見ると全体の約11%以上を占めますが、日本人には比較的少ないのが特徴です。
また、幹部型(ESJT)は「自己主張」が強いタイプ。そのため、比較的温厚で自己主張が少ない日本人には少ないタイプであると考えられます。仕事で上手にリーダーシップを発揮すれば、変わらない状況を好転させる数少ない人材として重宝されるでしょう◎
幹部型(ESTJ)との相性一覧は?|MBTI診断(16パーソナリティ)
ここでは、幹部型(ESJT)と他の15パーソナリティの各タイプとの相性を紹介します。友達やパートナー、一緒に働く職場の方との相性を、こっそりチェックしてみてくださいね!
性格タイプ | 相性 | 関係性 |
提唱者型(INFJ) | ★★★★★ | 相手の価値観を大切にする提唱者型(INFJ)と、自己主張が強い幹部型(ESJT)とは相性抜群◎協調性を大切にするという価値観も似ているので、幹部型(ESJT)の考えを理解してくれる良きパートナーになってくれますよ。 |
領事官型(ESFJ) | ★★★★★ | 領事官型(ESFJ)は、共感力が高いタイプ。積極的に行動する幹部型(ESJT)のサポート役に回ってくれるため、相性抜群で仕事もスムーズに進みます。困ったときはお互いに相談し合えるので、良い関係が築けますよ。 |
主人公型(ENFJ) | ★★★★★ | お互いに責任感が強く、価値観が似ているため相性は抜群◎共通点が多く理解しやすいため、良いビジネスパートナーになること間違いなしですよ◎一緒にいることで刺激を受けて、成長し合える存在になります。 |
エンターテイナー型(ESFP) | ★★★★☆ | お互いの能力と価値観が似ていて、自己主張の強い幹部型(ESJT)でも共感できるタイプです。どちらも目標に向かって積極的に取り組むので、仕事でチームを組めば協力関係を築けます◎ |
広報運動家型(ENFP) | ★★★★☆ | お気楽な広報運動家型(ENFP)とは性格が正反対ですが、真面目な幹部型(ESTJ)にはそれが刺激になります。短所を補い合える関係が築ける相性抜群のタイプです◎ |
擁護者型(ISFJ) | ★★★★☆ | 誠実で約束はきちんと守る擁護者型(ISFJ)と、秩序を大切にする幹部型(ESJT)とは価値観が似ており信頼できるパートナーになれますよ。自己主張が強い幹部型(ESJT)が寄り添うことで、良好な関係を築けます。 |
管理者型(ISTJ) | ★★★☆☆ | お互いに責任感が強いので、組織の運営やルールに協力的な関係を築けます。ただし、どちらも自己主張が強いので、対立しないよう注意が必要。 |
巨匠型(ISTP) | ★★★☆☆ | 幹部型(ESJT)とは根本的な性格が異なりますが、お互いに刺激となるため意外と相性が良いタイプ。一緒にいると学べることが多いので、相手の考えも柔軟に受け取ってみましょう◎ |
論理学者型(INTP) | ★★★☆☆ | 自己主張が強い幹部型(ESJT)は、内向的な倫理学者型(INTP)の考えていることが分からず、戸惑うことがあります。お互いの考えがシェアできるように話しやすい環境を整えることで、スムーズに意見交換ができますよ◎ |
指揮官型(ENTJ) | ★★★☆☆ | 両者ともにリーダー気質があって意気投合しやすいため、サポートし合える関係を築けます。ただし、自己主張が強い部分も似ているため、衝突しないよう要注意。意見が対立しそうなときは、落ち着いて話し合うよう工夫しましょう。 |
起業家型(ESTP) | ★★★☆☆ | 刺激を求める起業家型(ESTP)と、伝統や秩序を重んじる幹部型(ESJT)とは考え方に違いが生まれやすいです。頭ごなしに否定せず相手の考えを受け入れると、良い刺激になり知見を広げるきっかけになります。 |
建築家型(INTJ) | ★★☆☆☆ | 幹部型(ESJT)とは、考え方や価値観が異なるため衝突しやすいです。ただし、目標達成に熱心に取り組む姿勢は共通ポイント◎仕事上での協力関係を築くきっかけになりますよ。 |
冒険家型(ISFP) | ★★☆☆☆ | 秩序を重んじる幹部型(ESJT)は、自由で計画性のない冒険者型(ISFP)の行動にイライラすることがあります。価値観や性格が一致しないことを念頭に置いて、お付き合いしましょう。 |
討論者型(ENTP) | ★★☆☆☆ | 討論者型(ENTP)の自由奔放なスタイルに刺激を受けることもありますが、基本的に性格が異なり相性が良いとは言えません。お互い外交的でコミュニケーションは取れるので、よく話し合い相手を受け入れることが上手に付き合うコツ。 |
仲介者型(INFP) | ★☆☆☆☆ | 自己主張の強い幹部型(ESJT)は、繊細で主張が控えめな仲介者型(INFP)の考えが理解できず付き合いづらさを感じることも。価値観が違う人がいることも受け入れて、相手の考えを上手に汲み取る工夫が大切です。 |

幹部型(ESTJ)に向いている職業|MBTI診断(16パーソナリティ)
幹部型(ESTJ)は、「警察官」「銀行員」「コンサルタント」に適性があります。秩序やルールを大切にする価値観や、感情に左右されずに冷静な判断を下すことに長けているためです。また、これらの仕事は強い責任が求められます。人一倍責任感が強い幹部型(ESTJ)だからこそ、相性の良い職業です。
「警察官」は、秩序やルールを乱す人を取り締まり、市民の安全な生活を守る職業。幹部型(ESTJ)の価値観とぴったりマッチします。
「銀行員」は、顧客の財産を管理する仕事です。そのため、誠実な対応が求められます。責任感が強く、真面目な性格の幹部型(ESTJ)にぴったり◎
「コンサルタント」は、現状分析を行いその都度スマートな対応が求められます。幹部型(ESTJ)は、状況の判断が早く、ストイックに目標達成に取り組むタイプなので非常に相性が良いですよ◎

幹部型(ESTJ)に向いていない職業|MBTI診断(16パーソナリティ)
幹部型(ESTJ)は、ルールが曖昧なことや、自由な発想を求められるのが苦手です。そのため、予測不能な事態が起こる仕事や自由な発想を求められる職業には不向き。
例えば、相手に合わせた柔軟な対応を都度求められる、「保育士」「セラピスト」は向いていません。これらの職業は、相手の考えや価値観に自分を合わせる必要があります。「自分の考えが正しい」、と主張を曲げることが苦手な幹部型(ESTJ)にとってストレスが大きい職業と言えます。
また、自由な発想を求められる「小説家」「デザイナー」のような、クリエイティブな要素が強い仕事も苦手です。ルールや決まった型がないため、正解を求める幹部型(ESTJ)は不安になることが予想されます。
他にも、仕事がルーティーン化された「事務員」「組み立てラインの作業員」なども意欲が湧きません。幹部型(ESTJ)は、目標達成に向けて積極的に取り組むことを好むタイプ。考えることが極端に少ない仕事は、面白みがなく長続きしない可能性が高いです。

MBTI診断(16パーソナリティ)幹部型(ESTJ)の強みを生かせる適職を見つけよう!
幹部型(ESTJ)の「特徴」「相性の良いタイプ」「適職」について解説しました。幹部型(ESTJ)は、リーダーシップ能力があり、スマートな判断を下せるのが特徴です。伝統と秩序を大切にするため、周りと協力して目標を達成することに長けています。
一方で、自身の考えや価値観が固定されやすく「頑固で融通が利かない」という印象を与えてしまう場合も…。自分の考える「正しさ」だけでなく、相手の意見にも耳を傾けることがトラブルを回避するコツ。相手の意見や考えを受け入れることで、自分には無い考え方を学ぶチャンスにもなりますよ♪
自分の特性を把握して、今後のキャリアアップに繋げてくださいね!
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