好奇心旺盛で人を楽しませるのが大好きな「エンターテイナー型(ESFP)」。陽気かつポジティブ精神を持ち合わせているので、たくさんの人から愛される存在です。
今回は、MBTI診断(16パーソナリティ)のエンターテイナー型(ESFP)について詳しく解説します。オススメの職業や他のタイプとの相性一覧もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
エンターテイナー型(ESFP)の基本的な性格|MBTI診断(16パーソナリティ)
エンターテイナー型(ESFP)は、高い社交性を持ち、人を楽しませることが大好きな人。
自分のことよりも相手や周囲に対して手厚くサポートすることを好みます。誰かが悩んだり困っていたら、真っ先に手を差し伸べてくれますよ。
また、冒険心旺盛で、常に新しいことに挑戦したいタイプ。芸術的な才能も豊かで、音楽・ダンス・アートなどで自分を表現し、周りだけでなく自分自身も楽しむことを大事にします。
一方で、エンターテイナー型は、考えるよりも先に行動するため長期的な計画やルーチンワークが苦手。計画を立てても、その場の雰囲気や心惹かれるものに魅力を感じてしまうからです。
エンターテイナー型(ESFP)は感受性が高く敏感な性格も特徴。人との関係を大切にし、楽しい時間を共有することを大事にします。時には他人の感情に共感し、サポートすることも。エンターテイナー型(ESFP)の明るさやポジティブさは、周囲の人に元気を与えて、楽しい瞬間をたくさん生み出してくれます♪

エンターテイナー型(ESFP)の長所|MBTI診断(16パーソナリティ)
エンターテイナー型(ESFP)の性格を深く知るために、まずは長所を見ていきましょう。
①美的センスが高い
エンターテイナー型(ESFP)は、自分の感情や考えを自由に表現することが得意。
生まれながら好奇心が強いため、常に新しいものに触れセンスを磨いています。そのため、ファッションやアクセサリーだけでなく、文章や絵、言葉にも美的センスが感じられます。
またエンターテイナー型(ESFP)の備えるアイデアは、エンターテイメント性を備えています。他者と被ることがほぼなく、周囲からも驚くような企画を考え付くので、周りから憧れられる存在となるでしょう。

②観察力に優れている
エンターテイナー型(ESFP)は、とにかく人が大好き。一緒に過ごす仲間の楽しそうな姿を見るのが、何よりの幸せだと感じています。
そのため、周りが退屈にならないように常に相手を観察。その人の言葉や表情で、瞬時に気持ちを読み取ることができる観察力を持っています。
誰よりも空気が読める・人の気持ちに寄り添いながらコミュニケーションがとれる点が、エンターテイナー型(ESFP)の強みと言えるでしょう。

③物事を前向きに捉える
エンターテイナー型(ESFP)は、基本的にポジティブで楽観的な性格の持ち主。自分の直観に自信を持っているため、周囲の批判を受けても落ち込むことが少ないです。
逆境においても楽しむことを第一にして、自分が何を得られるかを考えて、物事に意欲的に取り組む特徴があります。
また、その前向きさは人間関係を円滑にしたり、皆のやる気を引き出す役割もあります。向上心を与えるだけでなく周りにも配慮するため、チームリーダーになる人も多いです。

エンターテイナー型(ESFP)の短所|MBTI診断(16パーソナリティ)
次に、エンターテイナー型(ESFP)の短所をご紹介します。それぞれ1つずつ見ていきましょう。
①批判に敏感で傷つきやすい
エンターテイナー型(ESFP)は、自分の判断力に自信がある一方で、他人からの批判や否定的な意見に敏感に反応することがあります。
自分を肯定する力は強いですが、他人の評価に過度に影響されやすいです。そのため、場合によっては自信がなくなり途中で逃げ出すこともあります。
また、チーム内で意見をまとめたり士気を高めるのは得意ですが、揉め事や対立が起きると逃げたくなることもあります。
しかし、問題に向き合って解決することも大切。それによって成長し、批判にも耐える力がついて強くなれますよ。

②長期的な目標や計画を立てるのが苦手
エンターテイナー型(ESFP)は、将来設計はもちろん、長期的な計画を立てることが苦手です。
先ほど紹介した通り、エンターテイナー型(ESFP)は、未来のことよりも「今を楽しむ」ことが大事です。「将来のことを今考えても何が起こるか分からない」、と思っているので「計画」自体にあまり価値を感じていません。
エンターテイナー型(ESFP)が長期的な計画を立てるときは、バックアップしてくれる人を探しましょう。誰かと話すことで会話が盛り上がり、自然と未来の自分を想像しやすくなりますよ。

③単純作業やルーチンワークが苦手
エンターテイナー型(ESFP)は、エネルギッシュで活発な性格。そのため、自由に表現できない単純作業やルーチンワークに苦痛を感じる方が多いです。
また、エンターテイナー型(ESFP)は集中力が続かないのも特徴。身体を動かすのが好きな傾向があるため、机の上で本を読む作業も苦手と感じます。
そのため単純な繰り返し作業が多い仕事は集中力が続かず、なかなか思うようにいかないことが多いでしょう。

エンターテイナー型(ESFP)の割合はどれくらい?|MBTI診断(16パーソナリティ)
エンターテイナー型(ESFP)は、日本人のうち6.01%を占めています。16パーソナリティの中では、8番目に多い割合です。
対人スキルが高いエンターテイナー型(ESFP)は、人と過ごすことやグループ活動などが得意。関わる人を励まして雰囲気を盛り上げるだけでなく、問題を抱えてたら真っ先に解決しようと努力します。グループや周りに1人いると、常に向上心を持って取り組めますよ。
エンターテイナー型(ESFP)との相性一覧は?|MBTI診断(16パーソナリティ)
性格タイプ | 相性 | 関係性 |
冒険家型(ISFP) | ★★★★★ | 似た感性と創造力で相性が良く、楽しい時間を共有できます。 |
論理学者型(INTP) | ★★★★★ | お互い対照的な性格だからこそ、自分にないものに魅力を感じます。パートナーとしても好相性◎ |
起業家型(ESTP) | ★★★★☆ | 刺激的なアクティビティを楽しめる関係。しかし、感情的なサポートが苦手なので調和を保つ必要があります。 |
領事官型(ESFJ) | ★★★★☆ | 社交性と感受性が似ており、お互いに思いやりを持って助け合いながら関係を築けます。 |
主人公型(ENFJ) | ★★★★☆ | お互いに影響を与え合い、切磋琢磨し合える関係です。 |
指揮官型(ENTJ) | ★★★★☆ | リーダーシップとアクティブな一面が共通しています。共同の目標に向かって協力できます。 |
提唱者型(INFJ) | ★★★★☆ | 感受性と創造性の共通点で相性が良く、一緒にいて楽しい時間を過ごすことができます。 |
巨匠型(ISTP) | ★★★☆☆ | アクティブで好奇心旺盛な面が共通しています。現実主義な巨匠型(ISTP)が引っ張ると、良い関係が築けます。 |
仲介者型(INFP) | ★★★☆☆ | お互いに柔軟性があり、人と合わせるのが上手なので一緒にいて楽しい相手です。 |
広報運動家型(ENFP) | ★★★☆☆ | お互いのアイデアや感情を分かち合えるので、良好な友人関係を築ける相性です。 |
討論者型(ENTP) | ★★★☆☆ | アイデアの交流や議論が刺激的。コミュニケーションの取り方を相手に合わせれば、楽しく情報を交換できます。 |
擁護者型(ISFJ) | ★★★☆☆ | どちらもフレンドリーな性格。お互いに気配りをしながら関係を築けます。 |
管理者型(ISTJ) | ★★☆☆☆ | 値観や行動スタイルの違いから、コミュニケーションや目標の調整が課題となることがあるかも。 |
幹部型(ESTJ) | ★★☆☆☆ | 価値観や行動スタイルの違いから、お互いが一緒にいてストレスを感じてしまいます。 |
建築家型(INTJ) | ★☆☆☆☆ | 全く異なるタイプの組み合わせです。刺激的な関係もありますが、共通点があまりないのでイライラしてしまうかも。 |
エンターテイナー型(ESFP)に向いている職業|MBTI診断(16パーソナリティ)
エンターテイナー型(ESFP)は、人を楽しませる素質と美的センスを兼ね備えています。
そのため、人と接することが多い職種や、常に新しいことに挑戦できて自分が楽しめるような仕事が向いています。
【エンターテイナー型(ESFP)に向いている職業】
- イベントプランナー
- シェフ
- 美容師
- パフォーマー
- スポーツインストラクター
- バーテンダー
- ツアーガイド
- メイクアップアーティスト
- ファッションデザイナー
- イラストレーター
社交的で人と話すことが大好きなエンターテイナー型(ESFP)。持ち前のコミュニケーション力と美的センスを発揮できるような職種がオススメ。
また、物事を楽観的に捉えることができ、プレッシャーにも強いのが強みです。人前に出ることも好きなので、ツアーガイドやパフォーマーなどの職種もぴったりですよ。
エンターテイナー型(ESFP)に向いていない職業|MBTI診断(16パーソナリティ)
エンターテイナー型(ESFP)は、自分が興味がないことや規則性のあるルーチンワークが苦手です。
また、常に変化を求めるので、長期的な戦略を練ることが必要なプロジェクトの仕事は途中で投げ出してしまう恐れがあるでしょう。
【エンターテイナー型(ESFP)に向いていない職業】
- 公務員
- 銀行員
- 研究者
- コンピュータプログラマー
- 統計学者
- ジャーナリスト
- 政治家
- 行政官
- 弁護士
- 税理士
エンターテイナー型(ESFP)は、自分に興味がないことには全くやる気が持てません。そのため「仕事ができない人」と思われることも…。
特に、「経理」「公務員」などのコツコツと取り組む仕事が多い職場は、活動的なエンターテイナー型(ESFP)によって不向きと言えます。

MBTI診断(16パーソナリティ)のエンターテイナー型(ESFP)の特徴を知って、転職活動に役立てよう
エンターテイナー型(ESFP)は、多くの人と関わり、自由に活動することで強みを発揮します。
また、自分だけでなく周りの人を楽しませることに生きがいを感じるのもエンターテイナー型(ESFP)の強み。
一方で、計画性や責任が欠如している部分があります。自分の直観を信じることも大切ですが、たまには目先のことも考えて行動するようにしましょう。
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