好奇心が高く、周りの人を明るく楽しい気持ちにさせてくれる「広報運動家型(ENFP)」。思い立ったら考えるよりも行動へと移すため、「何とかなるでしょ!」、と深く考えない楽観主義者でもあります。
今回は、MBTI診断(16パーソナリティ)の広報運動家型(ENFP)について詳しく解説。オススメの職業や他のタイプとの相性一覧もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼MBTI診断について知りたい方はこちら
目次
広報運動家型(ENFP)の基本的な性格|MBTI診断(16パーソナリティ)
広報運動家型(ENFP)は、好奇心が高く、人の気持ちを汲むことが得意。
社交的で誰とでも分け隔てなく話すことができるため、さまざまな経歴を持つ人々と関係を構築することができます。一見派手で盛り上げ役のような印象に見られがちですが、その場のノリよりも、人との繋がりや交流を重視するタイプ。
また、変化や刺激を求めるため、新しいことに挑戦することを楽しんでいます。「未知の世界」に挑戦したい気持ちが強く、「視野を広げて自分自身を成長させたい」、と強く思っています。
前向きで楽観的主義者のため「悩みがなさそう」、と思われがちですが、実は繊細な心の持ち主。周囲の感情に敏感に反応し物事を深く考えてしまうため、ストレスを抱えやすいです。

広報運動家型(ENFP)の長所|MBTI診断(16パーソナリティ)
広報運動家型(ENFP)の性格を深く知るために、まずは長所を詳しく見ていきましょう。
①好奇心旺盛
広報運動家型(ENFP)は、常に変化を求めて新しさや刺激を求めるタイプ。
アイデアを考えることやひらめきが得意で、思い立ったらすぐに行動に移します。また失敗を恐れずチャレンジするため、働く上でも重宝されやすいですよ。
好奇心が強い広報運動家型(ENFP)は、短期間で自分が興味のあるテーマやジャンルを見つけるのが得意。いち早く情報をキャッチする洞察力にも優れているので、周囲の人よりも早く経験を積むことができるのも強みです。

②エネルギッシュ
広報運動家型(ENFP)は、感情表現豊かでエネルギッシュな情熱を持っています。
そのため、自分の興味があることは高い集中力を持って取り組むタイプ。 目標があるときは、持ち前のコミュニケーション能力を発揮して、チーム全員で達成できるように尽力します。

③明るく楽観的
広報運動家型(ENFP)は、基本的に楽観主義者。いつも楽しいことを探しにさまざまな場所へと出掛けます。そのためには、快適な場所から抜け出すこともためらいません。
また、いつも前向きで、周りの人に元気を与えてくれます。何事にも「何とかなるでしょう」精神で深く考え込まないので、最終的には明るく楽しい毎日を過ごせます。

広報運動家型(ENFP)の短所|MBTI診断(16パーソナリティ)
次に、広報運動家型(ENFP)の短所をご紹介します。それぞれ1つずつ見ていきましょう。
①熱しやすく冷めやすい
広報運動家型(ENFP)は、好奇心が強い反面いろいろなことに目移りしてしまいます。最初は情熱的に取り組みますが、新しいことを追求しすぎて、次第に興味が薄れていく傾向があります。
また、先述した通り好奇心が旺盛なタイプ。クリエイター気質も備わっているので、さまざまな場面や人々の会話の中でアイデアを思いつきます。
自分の興味を引くことには高い集中力を持って取り組めますが、飽きっぽい性格のため実行するまでに時間がかかることもあります。

②計画を立てるのが苦手
広報運動家型(ENFP)は、思いついたら即行動するタイプ。
人が思いつかないようなアイデアはすぐにひらめきますが、プロジェクトを管理して計画的に実行することは苦手です。
なぜなら広報運動家型(ENFP)は、1つのことに長続きしない性格の持ち主だから。アイデアだけで満足しがちなので、業務をする前に飽きてしまうことも多いです。
そのためプロジェクトを進める場合は、広報運動家型(ENFP)の代わりに目標を推し進めてくれる人が必要です。

③ストレスやプレッシャーを感じやすい
優れた観察力と気遣いのできる広報運動家型(ENFP)は、物事を深く考えてしまう一面を持っています。
相手の評価を気にして嫌われることを避けたいという気持ちから、気苦労が絶えずストレスを感じることも…。 また、相手の機嫌の変化をすぐに察知し、不機嫌なら過度に反応してしまう傾向があります。
周囲の感情に敏感だからこそ、対人関係でのストレスを抱え込んでしまうので、あまり感情的にならないように注意しましょう。

広報運動家型(ENFP)の割合はどれくらい?|MBTI診断(16パーソナリティ)
広報運動家型(ENFP)は、日本人のうち13.79%占めています。16パーソナリティの中では、2番目に多い割合です。
コミュニケーション能力が高く、観察力が優れている広報運動家型(ENFP)は、チームで働く際にはリーダーとしての役割を発揮! また、より多くの人との交流や繋がりを楽しむので、チームに1人いれば、たくさんの刺激を与えてくれる存在となりますよ。
広報運動家型(ENFP)との相性一覧は?|MBTI診断(16パーソナリティ)
性格タイプ | 相性 | 関係性 |
巨匠型(ISTP) | ★★★★★ | 巨匠型(ISTP)の自立した姿勢に憧れを抱き、お互いに刺激を受け合える関係です。また楽観的で好きなことも一緒なので、パートナーとしてもオススメ。 |
擁護者型(ISFJ) | ★★★★★ | お互い温厚な性格の持ち主なので、ぶつかり合うことなく価値観を尊重し合える関係です。 |
冒険家型(ISFP) | ★★★★☆ | 共感力が高く、お互いにポジティブに過ごせる相手です。 |
仲介者型(INFP) | ★★★★☆ | 親切で思いやりのある仲介者型(INFP)とは、お互いの価値観を尊重し合える仲です。しかし、仲が良いがうえに仲介者型(INFP)の優しさが少し重たいと感じることも…。 |
エンターテイナー型(ESFP) | ★★★★☆ | お互いに人懐っこい性格なので、すぐに打ち解けられます。楽しいと感じるので、友達としても相性が良いです。 |
幹部型(ESTJ) | ★★★★☆ | お気楽な広報運動家型(ENFP)を、真面目な幹部型(ESTJ)が程よくセーブ役となってくれます。性格は異なりますが、短所を補えて刺激し合えるベストパートナーに♪ |
主人公型(ENFJ) | ★★★★☆ | 社交的でフレンドリーな性格同士なので、一緒にいて楽しい時間を過ごせます。問題が起こっても、協力して解決することができます。 |
提唱者型(INFJ) | ★★★☆☆ | 性格は異なりますが、応援上手な提唱者型(INFJ)と一緒にいると、多くの刺激を受けられます。お互いに繋がりを大切にするので、友情関係においても相性抜群です。 |
起業家型(ESTP) | ★★★☆☆ | エネルギッシュな相性で、好奇心を刺激し合える仲です。 |
討論者型(ENTP) | ★★★☆☆ | 刺激的なディスカッションが楽しめますが、意見の食い違いに注意が必要です。 |
領事官型(ESFJ) | ★★★☆☆ | 思いやりのある領事官型(ESFJ)と一緒にいると、前向きな気持ちへと導いてくれます。 |
指揮官型(ENTJ) | ★★★☆☆ | 行動力溢れる指揮官型(ENTJ)と一緒なら、お互いに刺激を受けて自分を高めることができます。ビジネスパートナーとして良い相性です。 |
管理者型(ISTJ) | ★★☆☆☆ | お互いの性格や価値観が全く合わないため、一緒にいるとストレスを感じてしまうでしょう。 |
建築家型(INTJ) | ★★☆☆☆ | アイデアや視点の違いがあるので、会話をする場合は相手に合わせる必要があります。 |
論理学者型(INTP) | ★★☆☆☆ | お互いにないものに惹かれ合う仲です。しかし独特の視点を持つ論理学者型(INTP)と上手く意思疎通できず不安に感じてしまう場合があります。 |
広報運動家型(ENFP)に向いている職業|MBTI診断(16パーソナリティ)
広報運動家型(ENFP)は、「好奇心旺盛」「コミュニケーション能力の高さ」「周囲の人々の気持ちに寄り添える」などの強みがあります。
そのため、自分のアイデアを活かせる職種、他者を思いやり寄り添う仕事が向いています。
- 広報
- マーケティング関連の職種
- コーチ、トレーナー
- 学校カウンセラー
- 美容師 ・イベントプランナー、プロデューサー
- アートディレクター
- 動物のトレーナー、保護施設スタッフ
- 介護士
- フリーランスのライター
- 人材開発コンサルタント
- スタートアップ企業の起業家
- 経営者
広報運動家型(ENFP)は、人を惹きつける高いコミュニケーション能力の持ち主。周りの人を笑顔にできる仕事にやりがいを感じるので、「介護士」「カウンセラー」といった心に寄り添う支援ができる職種にも適しています。
広報運動家型(ENFP)に向いていない職業|MBTI診断(16パーソナリティ)
広報運動家型(ENFP)は、1人で過ごすのが苦手なため、デスクワークで黙々と作業する仕事はあまり向いていません。
また、変化や刺激を求めるので、繰り返しの多いルーチンワークの仕事は飽きてやめてしまう傾向があります。
- ファイナンシャルプランナー
- 医療関係の職種
- 弁護士
- 公認会計士
- 官僚
- 政治家
- 銀行法人営業
- 軍人
- 投資関係の職種
- 経営コンサルタント
広報運動家型(ENFP)は、1つの物事に対して持続的な集中が苦手な性格。そのため、「コンサルタント」「ファイナンシャルプランナー」といった専門的な知識を必要とする職業には向いていません。
また、「弁護士」「法人営業」も、1人で過ごしたり細かい作業に没頭する時間が長い仕事。コミュニケーションに強みを持つ広報運動家型(ENFP)には、不向きと言えるでしょう。
MBTI診断(16パーソナリティ)の広報運動家型(ENFP)の特徴を知って、仕事や対人関係に役立てよう!
広報運動家型(ENFP)は、コミュニケーション能力が高く、人々の感情を理解できる優しい心の持ち主です。
しかし、観察力や感受性が高いがゆえに、ストレスを抱え込みやすい繊細な一面もあります。ストレスが溜まると暴走しやすい特徴も持っているので、その前に自分のケアをしっかりと行うようにしましょう。
MBTI診断(16パーソナリティ)を受けて広報運動家型(ENFP)だった方は、ぜひ今回の記事の内容を参考に、今後の仕事や対人関係に役立ててみてくださいね。
▼【MBTI診断】について詳しく知りたい方はこちら
MBTI診断(16パーソナリティ)性格悪いランキング|人間関係がうまくいかない理由を知ってお悩み解決!
MBTI診断(16パーソナリティ)相手から嫌われるランキング|自分の短所を把握して良好な人間関係を目指そう◎