「ISFJ-A」と「ISFJ-T」の違いとは？各性格タイプの特徴と相性を解説｜16パーソナリティ（性格診断）

16パーソナリティ（性格診断）で出た性格タイプには、同じタイプでも「A」と「T」が存在します。今回は、ISFJ（擁護者型）をさらに細分化した「ISFJ-A」と「ISFJ-T」の違いを解説します。「ISFJ-A」と「ISFJ-T」の違いを理解して、より過ごしやすくなるよう意識してみてくださいね♩

そもそも「A」と「T」の違いとは？

16パーソナリティにおけるISFJ（擁護者型）の性格は、自分より他者を優先し人助けを得意とする傾向があります。しかし、ベースに同じ性質があったとしても、「A」と「T」では周りへの接し方や行動の現れ方に違いがあります。
まずは「A」と「T」の違いを理解して、自分がどちらに当てはまるか考えてみましょう。

違い1：Aは「自己主張型」、Tは「慎重型」

他者を思いやり自分の意見より他者の気持ちを優先するISFJ（擁護者型）のなかでも、「ISFJ-A」は自己主張がしっかりできるタイプです。

ISFJ（擁護者型）は自分の意見をはっきり言わず溜め込む傾向がありますが、「ISFJ-A」は他者のために自分がいいと思えることを相手に伝えられます。自分の意見をはっきりいうのであれば、「ISFJ（擁護者型）らしくないのでは？」と感じる人もいるかもしれません。しかし、根底には相手を思いやる気持ちからアドバイスがしたいという気持ちがあります。ISFJ（擁護者型）の優しさが、違う形で出ているといえるでしょう。

「ISFJ-T」は、「ISFJ-A」に比べると自己主張は控えめな慎重なタイプです。根本的には他者を優先する性質があるため、常に周りに気を配っている特徴があります。

相手に伝えたい内容があっても、結果的に相手を傷つける可能性があるなら避ける場合があるでしょう。そんな「ISFJ-T」の様子をみて、「はっきりせずイライラする」と感じる人もいるかもしれません。しかし、「ISFJ-T」なりに相手を思い遣った結果であり、根本的に他者に優しい気持ちは変わりません。

違い2：Aは「ポジティブ思考」、Tは「ネガティブ思考」になりやすい

同じISFJ（擁護者型）でも、物事の受け取り方は大きく違いがあります。「ISFJ-A」はポジティブ思考、「ISFJ-T」はネガティブ思考になりやすいのが特徴です。

「ISFJ-A」は、ストレス環境下でもポジティブな思考が働きあまり落ち込みません。むしろ、人のために頑張れる自分により魅力を感じて前へ進めるタイプです。

「ISFJ-T」は「ISFJ-A」に比べるとストレスを溜め込みやすい傾向があります。自己犠牲精神の強さがマイナスに働き、自分自身が疲れてしまうケースも否定できません。他者に喜んでもらえるのにはやりがいを感じますが、抱え込みすぎないように注意が必要です。

違い3：AとTは「自分への自信」が違う

同じISFJ（擁護者型）でも自分への自信に違いがあります。

「ISFJ-A」はポジティブ思考が働き、自分の考えに自信をしっかりもっています。自分の価値観がしっかりしているものの、他者へ寄り添うことも可能なため他者との関係性を上手に構築できるのがメリットです。

一方で「ISFJ-T」は、ネガティブ思考が働くと他者からの目が気になり自分に自信をなくしてしまうケースも少なくありません。考えや主張をしっかり持っているにもかかわらず、上手く言語化できない場合もあるでしょう。しかし、常によくない状況も想定しているため、多くの選択肢を持ち合わせています。急なトラブルで他者が困っていれば、すぐにサポートできる思考の速さや行動力は「ISFJ-T」の魅力です。

「ISFJ-A」に比べて「ISFJ-T」は短所が多いと感じるかもしれないけど、実はそんなことないよ。「ISFJ-T」は「ISFJ-A」より深く物事をみているから、より多くの人の変化や様子に目を向けられるんだ！次は、「ISFJ-A」と「ISFJ-T」の性格特徴をより詳しく解説していくよ！

【ISFJ-AとISFJ-T】の性格の違い

真面目で他者への思いやりに溢れているISFJ（擁護者型）は、完璧主義であったり繊細な心の持ち主である部分も存在します。「ISFJ-A」と「ISFJ-T」の性格特徴をより詳しく知っていくと、自分がどちらのタイプか気づけるでしょう。

ISFJ-Aの性格特徴

「ISFJ-A」の性格特徴は、以下の6個です。

• 自分に自信がある
• メンタルが強い
• 周りを思いやる気持ちが強い
• 他者を否定しない
• 周囲との関係性を築くのが得意
• 過去を強く後悔しない

「ISFJ-A」はISFJ（擁護者型）のなかでもポジティブな面が前面に出やすく、困難が起きても前向きに対応方法を検討します。他者への気配りも忘れないため、周りからの信頼も厚く頼られるシーンも多いでしょう。

持ち前のポジティブさから、過去への後悔をあまり持たない面も存在します。失敗してもマイナスの感情にひきづられず、より良い解決法はないか模索できるタイプです。

ISFJ（擁護者型）のなかでも「ISFJ-A」は、他者と協力して問題解決するのが得意だよ！周囲に否定的な意見をいわないため、ついてくる人も多いのが魅力。明るく肯定的な「ISFJ-A」の周りには、いつも人がいっぱいいるよね。

ISFJ-Tの性格特徴

「ISFJ-T」の性格特徴は、以下の6個です。

• 緊張しやすく傷つきやすい
• 自分の変化にもよく気がつく
• メンタルが不安定
• 完璧主義
• 細かい部分に目がいく
• 自分と他者を比べて落ち込む

「ISFJ-T」は、ISFJ（擁護者型）の分析力が高く細かい部分によく気がつく部分がよく現れているタイプです。他者だけでなく自分の心に変化があるときもよく気づくため、緊張やショックに気づき落ち込んでしまう場合もあるでしょう。

しかし、「ISFJ-A」に比べると細かい部分に目がいくため、より多くの改善点を見つけられます。注意深くミスがないか確認して、トラブルを未然に防げる特徴があります。

「ISFJ-T」はサポート力が高いから、周りにいると安心するタイプ。一方で完璧主義な面もあるから、上手く妥協点を見つけられるとストレスが減らせるよ。周りは自分が思っている以上に頼りにしているはずだから、自信を持って行動してね！

【ISFJ-AとISFJ-T】の恋愛の違い

他者のサポートに喜びを感じるISFJ（擁護者型）は、もともと恋愛面ではパートナーとより良い関係を築きやすいタイプです。しかし、「ISFJ-A」と「ISFJ-T」では恋愛の進め方に大きな違いがあります。恋愛面ではどのような違いがあるのか知っておき、パートナーとの関係作りに活かしましょう。

ISFJ-Aの恋愛傾向

「ISFJ-A」は、恋愛面でも自分に自信を持った行動がでやすい傾向があります。

相手の様子に気を配りながら、デートスポットや過ごし方の提案ができるため、パートナーを引っ張っていく存在になるでしょう。喧嘩した場合にも、黙っているだけでなくどうして喧嘩になったのか解決していく力があります。話し合いをしっかり繰り返し、お互いの妥協点を探す努力を欠かしません。

自分の価値観をしっかり持ちながら、他者を思いやる「ISFJ-A」との恋愛はお互いを尊重しあう関係を作りやすいのが特徴です。

前向きな「ISFJ-A」は恋愛面でもパートナーを元気にする力があるよ。困難も一緒に解決する力があるから、喧嘩しても心配なし！お互いが納得できる話し合いができるはず。

ISFJ-Tの恋愛傾向

自己肯定感の低い「ISFJ-T」の恋愛は、パートナーに対して不安を感じやすい傾向があります。

相手の何気ない一言でも傷つき、自信をなくしてしまう場合もあるでしょう。自分が嫌だと思った場合も相手に合わせるシーンが多く、気づかないうちにストレスが溜まっているかもしれません。

しかし、「ISFJ-A」は相手の様子をしっかり観察するため、パートナー選びも慎重におこないます。真剣にパートナーと向き合う「ISFJ-T」の誠実さに、魅力を感じる人も多いでしょう。

前向きな「ISFJ-A」は恋愛面でもパートナーを元気にする力があるよ。困難も一緒に解決する力があるから、喧嘩しても心配なし！お互いが納得できる話し合いができるはず。

【ISFJ-AとISFJ-T】の仕事の違い

真面目で完璧主義なISFJ（擁護者型）は、仕事面でも強い味方になります。ミスに気づきトラブルを未然に回避するISFJ（擁護者型）の存在は、職場でも心強く感じる人も多いでしょう。「ISFJ-A」と「ISFJ-T」が仕事するうえでどのような違いがあるか知っておき、活かしていくとより良い仕事ができます。

ISFJ-Aの働き方や仕事の価値観

「ISFJ-A」は、仕事の面でも自分の意見をはっきりいえる頼れる存在です。

持ち前の責任感の高さに加え仕事への自信もあるため、リーダーシップを発揮するシーンも多いでしょう。職場の改善に必要な意見や、プロジェクトを成功させるために必要な意見であればどんどん発言するのも魅力的な点です。

自分の価値観を押し付けることはないため、部下や上司との関係性作りも心配ありません。職場のメンバーが働きやすい環境作りのために、常に努力を欠かさない姿勢は、周りからみても素敵な同僚といえます。

職場に明るい人がいるとオフィスが明るくなるよね。「ISFJ-A」はそんなイメージだよ！人間関係を作るのも得意だから、大切な役目も任されやすい特徴があるよ。

ISFJ-Tの働き方や仕事の価値観

「ISFJ-T」は、持ち前の視野の広さや物事への考えの深さを活かし、困難があっても臨機応変に行動できるのが魅力的なタイプです。

自分の意見を周りに強く発信することは少ないものの、周囲に目を配り常にオフィス全体を支える存在になります。仕事のきめ細やかさから、上司からの信頼も厚く頼れる存在といえるでしょう。

しかし、他者からの目線を気にする部分があるため、失敗すると落ち込むケースも少なくありません。責任感も強いため、仕事を抱えすぎてパンクしてしまう場合も注意が必要です。

周りへのサポートが得意な「ISFJ-T」は、オフィスに1人いるととても頼れる存在！でも仕事を抱え込みやすい部分があるから、周りと上手にコミュニケーションをとるとストレスなく仕事ができるよ！

【ISFJ-AとISFJ-T】の相性

ポジティブな面が目立つ「ISFJ-A」とネガティブな面が伺える「ISFJ-T」は、相反する性格に見えてもお互いが他者のサポートが好きなのが共通点です。お互いのマイナス部分を補う力があるからこそ、一緒にいればより良い結果に導くのも難しくありません。

同じISFJ（擁護者型）でも、「ISFJ-A」は「ISFJ-T」に比べると細かい部分に気づかない場合も多く存在します。「ISFJ-A」が気づかない点に「ISFJ-T」が気づけば、ミスが減りお互いの完璧主義が上手く作用するでしょう。

「ISFJ-T」は「ISFJ-A」の発言力やポジティブさをみて、劣等感を感じるかもしれません。しかし、「ISFJ-A」は周りの様子にしっかり目を向けられるためフォローも得意です。落ち込んだ「ISFJ-T」に寄り添って、元気付けられるでしょう。

反対の性質を持っていても、ベースはどちらも他者を思いやる気持ちが強いのがISFJ（擁護者型）の特徴。お互いをフォローしあえれば、無敵な関係にもなれちゃいそう！

「ISFJ-A」と「ISFJ-T」の違いを知って、日々の生活に活かそう！

他者への思いやりが強く誠実なISFJ（擁護者型）でも、さらに性格が違う「ISFJ-A」と「ISFJ-T」が存在します。

「ISFJ-A」はポジティブな面が強く、周囲との環境作りも得意です。一方で、細かい部分に目がいかないときがあり、「気づいたらトラブルが発生していた！」というケースもあるでしょう。しかし、周囲と協力して解決への努力ができるため大きな心配はいりません。

「ISFJ-T」はネガティブな面がありますが、その分さまざまな選択肢を想定して動けるためトラブルを未然に防ぐのが得意です。常に他者へ誠実なため、パートナーや職場から信頼されるケースも少なくありません。

「ISFJ-A」と「ISFJ-T」はどちらがいい悪いではなく、お互いの特性を知って行動するのが大切です。自分の個性をより理解すると、素敵な人間関係が築け、より良い未来が待っているでしょう。

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