INTP（論理学者型）が性格悪いと言われる理由15選｜16パーソナリティ（性格診断）

INTP（論理学者型）は分析力や探究心が非常に高く、論理的な思考を好みます。独自の思考や観点を持っており、常識にとらわれない言動をすることから、「性格悪い」と勘違いされることもあるでしょう。

本記事では、INTP（論理学者型）の性格的特徴と「性格悪い」といわれてしまう原因についてご紹介します。周りと良い関係を築くためにも、ぜひ最後まで目を通してみてください。

INTP（論理学者型）の性格をチェック

INTP（論理学者型）は、論理的に物事を深く考えるのが得意なタイプ。興味を持ったことはとことん突き詰めて考える性格で、歴史上の科学者や哲学者にはINTP（論理学者型）が多いといわれています。

論理的思考を優先する反面、感情や根拠のない意見には左右されないため、「共感力が低い」という印象を持たれがちです。また、常識にとらわれず独自のルールを優先するところもあり、「周りが見えていない」「マイペースすぎる」と思われてしまうことも…。

天才肌で独自の世界観を持っているだけに、誤解されてしまう場面が多いようです。

INTP（論理学者型）は、ユニークな発想と想像力でさまざまなアイデアを生み出すのが得意。周りとは違う個性的なタイプなだけに、自己本位な人だと誤解されることもあるみたい。

INTP（論理学者型）が「性格悪い」と言われる理由15選

ここからは、INTP（論理学者型）が性格悪いと言われてしまう理由について解説していきます。「性格悪い」と思われてしまう原因を知って、誤解を招かないよう行動を見直してみましょう。

理由1：他人を信じない

INTP（論理学者型）は、慎重な性格なためあまり簡単に他人を信じません。人見知りなところもあり、誰かと信頼関係を築くのにかなりの時間がかかります。

そのため仕事やプライベートで誰かを頼ることはほとんどなく、「誰かを頼るくらいなら自分一人でやろう」と考える傾向があります。

周りを信じず自分一人で物事を進める様子が、「性格悪い」と思われる要因になっている可能性が高いでしょう。

なかなか他人と打ち解けられないINTP（論理学者型）。相手に「私はこの人に信頼されていないんだ」と思われないよう、言動には注意が必要だよ。

理由2：感情をあまり表に出さない

INTP（論理学者型）は、感情表現が苦手な一面があります。ネガティブな感情だけでなく、ポジティブな気持ちもあまり表に出さないため、「何を考えているか分からない」と思われてしまいがち。

INTP（論理学者型）本人は喜んでいるつもりでも、周りから見ると特に何も感じていないように見えることもあります。周りに感情の動きがうまく伝わらなかった結果、性格悪いと思われる恐れがあるでしょう。

自分の気持ちを言葉にして伝える意識を持つことで、勘違いされにくくなりますよ。

ネガティブな気持ちを表に出さないのはINTP（論理学者型）の強み。でも、楽しいことや嬉しいことは積極的に周りと共有してみて。

理由3：相手に自分を理解してもらおうとしない

INTP（論理学者型）は独自の世界を持っており、ユニークな考えやアイデアを思いつくのが得意です。自分の意見に自信を持っており、それを周囲に伝えることも厭いません。

しかしその一方で、根気よく考えを伝えるのは苦手。「自分の意見を分かってもらえない」と思った相手には、早々に説明をやめてしまいます。自分の殻に閉じこもりがちなところは、大っぴらな人から見ると性格悪く映ってしまうでしょう。

INTP（論理学者型）は、時としてせっかち。すぐに自分の意見を理解してもらえるとは思わずに、時間をかけて分かり合う意識を持ってみて。

理由4：他人の意見を否定しがち

INTP（論理学者型）は、慎重派かつ論理的思考の持ち主。物事の矛盾にすぐに気付くため、どうしても他人の意見やアイデアを否定してしまいがちです。

また、確かな根拠がない事柄には納得しないため、「融通が効かない」「いつも批判的で性格悪い」という印象を持たれてしまうのです。

他人の意見を頭ごなしに否定するのではなく、一度考えを受け入れてみる意識を持ちましょう。

相手からすると、考えを否定されるのはいい気がしないもの。他人から意見をもらったときは、良い点や魅力にも注目することが大切だよ。

理由5：他人に無関心

INTP（論理学者型）は、興味があるものとないものの差が激しいのが特徴。

一度「この話には興味が湧かない」「この人とは関係を深めたくない」と思ったら、その後無関心を貫きます。「自分の話を聞いてほしい」と考えている人からすると、他人の話に全く興味を持たないINTP（論理学者型）の様子は性格悪いと捉えられてしまうでしょう。

興味を持ったことに対しては熱中するのがINTP（論理学者型）の特性です。少しずつ興味の範囲を広げて他人にも関心を持てるようにすれば、性格悪いと思われることも減るでしょう。

INTP（論理学者型）ならではの探究心を活かして、「興味が持てない」と思った人も深く掘り下げてみて。きっと興味を惹かれるところが見つかるはずだよ。

理由6：自己中心的

INTP（論理学者型）は、自身の知性や想像力に自信を持っています。周りよりも自分の方が優れていると考え、自分中心に物事を進めようとするケースがあるでしょう。

また、ルールを守るのが大の苦手で、決まり通りに動くことよりも自分の都合を優先する傾向も。このようなINTP（論理学者型）の様子を見て、「自分のことだけしか見えていない」「集団のことを考えていない、性格悪い人」と感じる方もいるでしょう。

自分の考えに自信を持っているINTP（論理学者型）は、自己中心的な部分が目立つことも。自分だけでなく、相手の都合も考えながら行動してみて。

理由7：白黒をはっきりさせないと気が済まない

INTP（論理学者型）は、どっちつかずのグレーな状態で物事を放置するのが苦手。全てのことは白黒はっきりつけたいと考えており、曖昧な状態を許しません。

他人の発言に少しでも曖昧な部分や矛盾があると、とことん突き詰めてしまいます。決断を下すのが苦手な人からすると、どんなことも白黒つけようとするINTP（論理学者型）の態度は強引に思えてしまうでしょう。

白黒をはっきりさせようとするのは悪いことではありません。しかし、時にはグレーな状態を受け入れる寛容さも必要です。

無理やり相手に決断させるのではなく、一歩引いたところから見守る姿勢も大切かも。

理由8：他人に共感するのが苦手

INTP（論理学者型）は、相手の感情や気持ちに鈍感な一面があります。

論理的に物事を考えるため、他人から感情的に訴えられてもなかなか共感できません。感情に左右されず冷静に物事を決断していく様子から、「冷たい人」「私の気持ちをわかってくれない、性格悪い人」と見られる恐れがあります。

他人の気持ちに寄り添うためには、周囲と積極的にコミュニケーションをとることが大切。相手が何を考えているか、どんなことを感じているのか読み取り、気持ちに寄り添う意識が重要です。

論理的思考が得意な一方、周りの感情を読み取るのが苦手なINTP（論理学者型）。まずは相手の話をしっかり聞いて、相手の立場や状況に寄り添うことから始めてみよう。

理由9：好き嫌いがはっきりしている

INTP（論理学者型）は、「好きな人は好き」「嫌いな人は嫌い」とはっきり考えるタイプ。

好きな人とは腹を割って話しますが、苦手だと感じた人にはその後近づこうとしません。あからさまに興味のない態度を取られた人は、その様子に不快感を抱くこともあるでしょう。

無理に苦手な人と仲良くする必要はありませんが、気持ちを態度に出し過ぎないよう注意が必要です。

人と関わるときは、「自分がこの対応をしたら相手はどう思うか」を考えることが大切だよ。

理由10：協調性に欠ける

INTP（論理学者型）は、空気を読んで周りに合わせることが苦手です。

自分が正しいと考えて自身の意見に固執することも多く、周囲から「協調性がなく性格悪い人」と見られることがあります。意見がぶつかった際、相手の考えを受け入れずにトラブルに発展することもしばしば…。

性格が悪いと思われないためには、他人の価値観や意見を尊重することが重要。特に職場では、自分一人で仕事を回そうとするのではなくチームプレイを意識してみましょう。

自分に自信を持っているのは良いことだけど、他人を尊重する気持ちを忘れてはダメ。時には折れて、周りに合わせることも必要だよ。

理由11：完璧を求めすぎる

INTP（論理学者型）は、物事を完璧に成し遂げたいと考えるタイプです。

さまざまな選択肢の中から最も良い選択を選ぶため、分析や思考に時間を使います。自分が完璧であることはもちろん、他人にも同じように完璧を求めてしまうのも特徴。

また、完璧を目指すあまり物事が途中で頓挫してしまったり、完成が難しくなってしまったりすることもあります。完璧に固執する姿は、時に性格悪く見えてしまうでしょう。

しかし、妥協を許さず完璧を求めるのはINTP（論理学者型）の長所でもあります。目標までに計画が頓挫しないよう、しっかりと下準備をしてから物事を始めると良いでしょう。

INTP（論理学者型）の完璧を目指す姿勢は、周囲から評価される要因の一つでもあるよ。他人に完璧を押し付けすぎないよう注意すれば、トラブルを避けられるはず。

理由12：頑固

INTP（論理学者型）は自分が正しいと思い込む傾向が強く、一度決めたらなかなか考えを変えません。

他人から反論されても、自分が納得できないと全く聞く耳を持たないのも特徴です。自分の信念を持っているゆえの行動ですが、この頑固さが「周りの人のことを考えていない」「性格悪い」と思われる原因になることも。

自分の芯があるのはINTP（論理学者型）の強みだけれど、それが性格悪いという印象に繋がっているかも。周囲の意見を聞き入れて、自分の立場を見つめ直す機会を作ってみて。

理由13：常識から外れた意見を持ちがち

INTP（論理学者型）は、常識にとらわれない自由な発想力の持ち主です。

ルールや規則などに縛られず、異なる観点から新鮮なアイデアや概念を生み出すのが非常に得意。新しい発想に理解がある人からは好意的に受け取られますが、常識を重視する人からは「個性が強すぎる」「性格悪い」と感じられることもあります。

しかし、他人が考えつかない思考を持っているのはINTP（論理学者型）の強み。常識にとらわれないことをマイナスだと思わず、自身の魅力として活かしていきましょう。

INTP（論理学者型）が持つ独自の観点は、新しいアイデアを生み出すための源。悪い部分だけを見るのではなく、強みにも注目してみよう。

理由14：ネガティブになりがち

INTP（論理学者型）は、慎重な性格から物事を深く思考する性格です。

考えていくうちに物事のマイナスな部分やリスクなどが見え、ネガティブ思考になってしまうことも珍しくありません。ネガティブな意見を発信する様子は、前向き思考の人からすると性格悪く映ってしまうでしょう。

ただし、ネガティブ思考は「リスク管理能力が高い」とも考えられます。悪い事態を想像するだけで終わらせず、「どうすればリスクを回避できるか」を考えて実行するのがおすすめです。

性格悪いと思われないためには、思考の先の行動が大切！悪い状況を避けるためにどうすればよいか、持ち前の発想力で考えてみて。

理由15：マイペース

INTP（論理学者型）は、自分のペースを何よりも大切にします。周りが慌ただしく過ごしていたとしても、ゆったりと自分の作業をこなそうとするタイプ。

マイペースな部分が悪くとらえられ、「周りを見ていない」「他人を気にしない性格悪い人」という印象を持たれることもあります。

自分のペースを大切にするのは悪いことではないけれど、時には周囲の状況に合わせることも大切。周りを見て、自分がどう動くべきか考えてみよう。

INTP（論理学者型）が「性格悪い」と言われないための対処法

INTP（論理学者型）が「性格悪い」と言われないためには、他人に寄り添う意識を持つことが大切です。

INTP（論理学者型）は論理的で共感力が低く、相手の立場に立つのが苦手。この特性が「性格悪い」と思われる原因になっている可能性が高いです。完全に相手を理解することはできなくても、相手の気持ちを汲み取ろうとする努力は必要です。

また、意見や考えを周囲に押し付けないことも重要。自分の考えに自信を持っているのはINTP（論理学者型）の魅力ですが、相手の意見や気持ちも尊重しましょう。一人で突っ走るのではなく、周りの人と一緒に歩んでいく意識を持てば、「性格悪い」と思われることは少なくなるでしょう。

INTP（論理学者型）のことを「性格悪い」と感じる人もいるけれど、全員がそう思っているわけではないよ。少し意識や行動を変えるだけで、誤解されることは減るはず！

INTP（論理学者型）が性格悪いと言われる理由を知り、行動を見直しましょう！

INTP（論理学者型）が性格悪いと言われてしまうのは、自分の意見に固執してしまう部分や独自の世界を持っていることが原因です。

しかし、探究心が強く他者とは異なる観点から新しい意見を生み出せるのは、大きな魅力でもあります。強みを活かしつつ、置かれている状況に合わせて行動を変えて、周りとの距離を縮めましょう。

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