「ESTJ-A」と「ESTJ-T」の違いとは？各性格タイプの特徴と相性を解説｜MBTI診断（16パーソナリティ）

MBTI診断の各性格タイプは「A」と「T」の2種類に分かれるので、同じ性格タイプでも価値観や考え方が異なります。
本記事では、ESTJ（幹部型）の「A」と「T」の違いについて性格、仕事、恋愛傾向の観点で解説します。自分の性格タイプを深く理解して、人間関係に活かしてみてくださいね。

そもそも「A」と「T」の違いとは？

「ESTJ-A」「ESTJ-T」のように、4つのアルファベットの後ろにつく「A」と「T」の文字。これは、神経質の高さを示すとされています。ここからは、「A」と「T」の特徴や違いを解説していきます。

違い1：Aは「自己主張型」、Tは「慎重型」

Aタイプは「自己主張型」といわれており、小さなことは気に留めない性格です。周りの目や感情に流されず、自分のペースで物事を進めようとするのも特徴。

Tタイプは「慎重型」とされており、物事をじっくり考えながら進めようとする性格です。周りの評価や空気感に敏感である一方、他人の目を気にしすぎる点があります。

違い2：Aは「ポジティブ」、Tは「ネガティブ」になりやすい

Aタイプはどんな時もポジティブで、マイナスな感情になることが少ないとされています。辛いことがあっても気持ちを切り替えるのがうまく、過去の選択や失敗を引きずらない性格。そのためストレスに強く、常に自信を持っているのがAタイプの特徴です。

Tタイプは周囲からの意見や批判に敏感な性格。そのため、ネガティブな思考に陥りやすく、「感情に振り回されやすい」「小さなことで傷ついてしまう」という面があります。ただし、物事に慎重で周りの批判に敏感だからこそ、リスクの回避能力が高いという魅力もあります。

違い3：AとTは「人との付き合い方」が違う

AタイプとTタイプでは、人との付き合い方が大きく異なります。

Aタイプは自分に自信を持っており、常にマイペースに物事を進めます。自分の意見と食い違う部分があれば、周りにはっきりと伝えて話し合おうとします。

Tタイプは、人との付き合いに緊張や不安を感じやすいのが特徴。自分に自信がなく、周りの様子を伺いながら行動します。周りと自分の意見が食い違う部分があった場合は、周囲の考えに合わせようとする協調性を持ち合わせています。

Aタイプは自信があって自分の意見を主張しようとするタイプ。一方でTタイプは周りの空気に敏感で、慎重に物事を進めようとするのが特徴だよ。この2タイプは、性格面でも異なる部分があるといわれているよ。

【ESTJ-AとESTJ-T】の性格の違い

次は、ESTJ-AとESTJ-Tの性格の違いについて解説していきます。ESTJ（幹部型）は真面目で規則を重んじる性格で、決断力が高いのが基本的な特徴とされています。同じESTJ（幹部型）でも、AタイプとTタイプでは異なる部分があるので、ぜひこちらで解説する内容を参考にしてみてください。

ESTJ-Aの性格特徴

先ほどの段落で紹介した通り、Aタイプは「自己主張型」といわれています。

ESTJ-Aは周囲の意見に流されず、はっきりと自己主張できるタイプです。自分の目標に向かって突き進むため、周囲からのプレッシャーやストレスに強いのも特徴。公平さや秩序を重んじる傾向も強く、周りから頼られるリーダー気質でもあります。

ただし、自分の意見を主張するあまり、他人とぶつかってトラブルになることもしばしば…。

ESTJ-Tの性格特徴

Tタイプは「慎重型」とされている通り、ESTJ-Tは慎重な性格が強く出るとされています。

ESTJ-Tは状況を冷静に観察・分析する力が非常に高く、物事を計画的かつ慎重に進めようとします。自分の意見だけを主張して突き進むのではなく、周りの意見を取り入れようとする姿勢が見られ、ESTJ-Aと同じくリーダーに抜擢されることが多いです。

ただし、慎重でネガティブな面があるため、リーダーという役職にプレッシャーを感じてしまいがちです。

ESTJ-AもESTJ-Aも基本的な性格は共通しているけれど、物事へのアプローチや考え方が違うんだね。

【ESTJ-AとESTJ-T】の恋愛の違い

ESTJ（幹部型）の恋愛傾向として、自分の気持ちに正直という特徴があります。信用を何よりも大切にするので、浮気や不倫を許さないという一面も。
基本的な恋愛傾向は上述した通りですが、AタイプとTタイプではそれぞれ恋愛観が違います。ここからは、ESTJ-AとESTJ-Tの恋愛の違いについてご紹介します。

ESTJ-Aの恋愛傾向

ESTJ-Aは、恋愛においてもはっきりと自分の意見を主張します。

愛情を隠さずストレートにぶつける面があり、自分から積極的にアプローチを仕掛けるのも特徴といえるでしょう。ただし、「自分の思い通りになってほしい」という気持ちが強く、相手を統制しようとする傾向にあります。

基本的にポジティブなので、恋愛のことで悩むことはほとんどないとされています。恋人の浮気や不倫は嫌うものの、疑い深い一面はさほど見られません。

ESTJ-Tの恋愛傾向

ESTJ-Tは、「本当にこの人と幸せになれるのか」「この人と一緒になったらこの先どうなるか」を慎重に検討した上で、アプローチを仕掛けるタイプです。

付き合っていく上では、自分の意見ばかりを押し通すのではなく相手の考えを聞き入れながら関係を構築しようとします。Aタイプに比べると、「自分の思い通りに物事を動かしたい」という統制心が小さいといえるでしょう。

また、ESTJ-Tは恋愛面においてもネガティブ思考に陥りがちです。恋人の言動から浮気や不倫を疑ってしまうことも多く、疑い深さが原因で恋人と喧嘩になることもあります。

AタイプもTタイプも浮気や不倫を許さないけれど、行動や発言が大きく違うんだね。

【ESTJ-AとESTJ-T】の仕事の違い

ESTJ（幹部型）は、ルールを重んじながら計画を立てて物事を実行するタイプです。不正を許さず規則を守る性格から、ESTJ（幹部型）には経営コンサルタントやマーケティングなどの職業が向いているとされています。

その中でも、AタイプとTタイプでは向いている仕事や働き方に違いがあります。以下で紹介する、AタイプとTタイプそれぞれの働き方や仕事の価値観の違いを参考にしてみてください。

ESTJ-Aの働き方や仕事の価値観

ESTJ-Aは、会社のルールや規則を大切にしながら仕事を進めるタイプです。規則を守ることに関して自分にも他人にも厳しく、不正を何よりも嫌う傾向にあります。規則を重んじるが故に融通が効かないところがあり、それが原因で周りと衝突することも多いとされています。

またESTJ-Aは、ESTJ（幹部型）ならではの統制本能が強く、「人の上に立ちたい」「人をまとめたい」という気持ちを持っています。状況を見ながら指示を出すのも上手いため、組織のリーダーとして活躍するでしょう。

ESTJ-Tの働き方や仕事の価値観

ESTJ-Tも会社の規則を重んじるタイプですが、状況に合わせて対応する柔軟性も持ち合わせています。ルールに固執しすぎず臨機応変に対応できるため、周りとトラブルになることが少ないです。

また、ESTJ-Tは仕事において効率性を大切にする性格でもあります。状況を客観的に見ながら「どうすれば仕事をスムーズに進められるか」を常に考えながら働きます。作業工程の最適化や効率改善、マネジメントといった分野で活躍するでしょう。

同じESTJ（幹部型）でも、働き方や仕事への向き合い方は違うんだね！

【ESTJ-AとESTJ-T】の相性

ESTJ-AとESTJ-Tは、基本的に相性が良いとされています。どちらも定めた目標に向かって効率よく動こうとするタイプなので、一緒にいてストレスがありません。特に、ビジネスパートナーとしての相性が抜群です。

細かい価値観や考え方が異なるため新しい発見が多く、お互いに様々なことを学んで高めあっていける関係です。意見の食い違いでトラブルになることもありますが、話し合いで解決できるでしょう。

価値観の違いをお互いに認め合えれば、さらに良い関係を築けるよ！

ESTJ-AとESTJ-Tの違いを知って、仕事や恋愛に活かそう！

本記事では、ESTJ（幹部型）のAタイプとTタイプについて、性格や恋愛傾向、仕事の価値観などについてご紹介しました。

自己主張が得意なESTJ-と、何事にも慎重なESTJ-Tでは、それぞれ価値観や考え方が異なります。本記事を参考にしてESTJ-AとESTJ-Tの違いを知り、仕事や恋愛などに活かしましょう。

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