ENTJ（指揮官型）の適職は？おすすめの職業7選と仕事選びのコツを紹介

個人の性格を16タイプに分けるMBTI診断。自分のタイプを知れば、強みを活かす働き方や適職がわかります。今回は、ENTJ（指揮官型）におすすめの職業や、仕事選びのコツを詳しく解説します。ENTJ（指揮官型）の特徴を理解して、あなたの天職を見つけましょう。

ENTJ（指揮官型）は仕事できないって本当？

ENTJ（指揮官型）は、「私はこうしたい！」と、自分の意見は曲げない傾向があります。融通がきかないため、仕事ができないと思われることもしばしば。ENTJ（指揮官型）は、天性のリーダーシップを持ち、自分にも相手にも厳しい性格のため、あなたに敵対心や苦手意識を持っている人もいるでしょう。

ただし、ENTJ（指揮官型）は、名前の通り「指揮官」のようにリーダーシップをとり、チームの先頭に立って行動します。仕事は計画性をもって論理的に進められるでしょう。

エネルギッシュでサバサバした性格のENTJ（指揮官型）に憧れを抱く人も多く、カリスマ性も併せ持っています。

ENTJ（指揮官型）は、誰かの指示を受けてする仕事は苦手。ENTJ（指揮官型）の良さが発揮できず、仕事できないと思われがちだよ。ENTJ（指揮官型）の長所や短所を理解しよう！

ENTJ（指揮官型）の長所・強み・得意なこと

ENTJ（指揮官型）は、どんな仕事にもエネルギッシュに取り組める強みがあります。

ENTJ（指揮官型）は、まさにチームのリーダー的存在です。目標やプロジェクトが達成できるようチームをひっぱっていくでしょう。組織にENTJ（指揮官型）がいれば、チームのモチベーションを高められます。

また、自然と人をひきつける「カリスマ性」をもつENTJ（指揮官型）。他人に嫌われることも恐れないサバサバした性格は、ENTJ（指揮官型）の長所です。

そして、ENTJ（指揮官型）は、計画を立てプロジェクトを進めるのが得意。なにかトラブルが発生しても、徹底的に検証し問題の解決へと導きます。ENTJ（指揮官型）は、エネルギッシュな面と戦略的な思考の両方を併せ持っており、大きな強みになるでしょう。

ENTJ（指揮官型）は、トラブルが起きても冷静に計画性をもって解決へ導くよ！

ENTJ（指揮官型）の短所・弱み・苦手なこと

ENTJ（指揮官型）は、自分にも相手にも厳しい性格。相手にも、自分と同じ熱量での仕事を求めます。

「しゃべってないで仕事して！」「昨日頼んだ仕事まだできてないの？」と思ったことを口にしてしまう短所があります。そのため、あなたの言葉に傷つく人もいるでしょう。「頑固」「融通が利かない人」と思われることもあります。

論理的にものごとを進めたいENTJ（指揮官型）は、感情論が苦手です。「気分がのらないから仕事が進まなかった」なんてことは、ENTJ（指揮官型）は理解できません。仕事の進め方も明確な根拠を求めるでしょう。

その対象は上司に対しても同じです。ENTJ（指揮官型）は自分の意志をもっています。リーダーシップをとりたい性格なので、指示されるのが嫌いです。人の意見を取り入れることはあまりないので、ミスをしてもそのまま突っ走り失敗することもあるでしょう。

ENTJ（指揮官型）は論破したくなるけど、ぐっとガマンして相手の意見を聞いてみよう。相手を一度受け入れると、チームがうまくまとまるよ。

ENTJ（指揮官型）に向いている仕事7選

ENTJ（指揮官型）は、リーダーシップを発揮する仕事に向いています。ENTJ（指揮官型）の向いている仕事をみていきましょう。

ENTJの適職1：チームのリーダーとして働く仕事

メンバーをまとめてエネルギッシュに引っ張っていくENTJ（指揮官型）は、チームで行なう仕事が向いています。ENTJ（指揮官型）は、チームの中でもリーダーとして指示を出す仕事がいいでしょう。ENTJ（指揮官型）なら、プロジェクトを成功させるために戦略的に考え行動できるので、チームをさらに良い方向へ導きます。

経営コンサルタント

経営コンサルタントは、クライアントである企業や会社の経営状態を分析し診断します。そして、経営を改善するために、適切な指導やアドバイスを行う仕事です。基本的に複数人でプロジェクトを進めます。

ENTJ（指揮官型）のリーダーシップが発揮でき、戦略的な考え方は、経営コンサルタントにとって強みとなるでしょう。

経営者

経営者とは、企業を経営する仕事です。自分で起業し経営者になったり、入社した会社で業績をおさめ経営のメンバーに入ったりします。

まさに、リーダーとして会社の方向性を任される経営者。ENTJ（指揮官型）なら、会社というチームを天性のリーダーシップで良い方向へ導けるでしょう。

ENTJの適職2：戦略的思考が活かせる仕事

ENTJ（指揮官型）は、状況を検証し根拠をもって計画を立てる力があります。ENTJ（指揮官型）の、戦略的思考が活かせる仕事が向いているでしょう。長期にわたって見極められるENTJ（指揮官型）なら、大きなプロジェクトやマーケティングなどにも関われます。

ENTJ（指揮官型）の戦略的思考は、トラブルが発生しても冷静に解決できるでしょう。

アナリスト

アナリストとは、企業や国の傾向や流れを分析する専門家です。証券会社や企業に所属する、分析のスペシャリスト。証券の動向を分析する「証券アナリスト」や、経済を分析する「経済アナリスト」など、さまざまな分野で欠かせない存在です。

アナリストは分析するだけでなく、先を見通す力が必要。まさに、ENTJ（指揮官型）の戦略的思考が活かせる仕事です。

マーケティングディレクター

商品やサービスを展開するために、調査や企画、広告やプロモーションなど、すべてを統括する責任者です。顧客のニーズを分析したり、長期にわたって戦略的に計画したりと、ENTJ（指揮官型）の強みが活かせます。

また、リーダーとしての素質があるENTJ（指揮官型）なら、目標に向かってチームを引っ張り、高い成果がうまれるでしょう。

営業

営業職は、自社のサービスや製品を顧客に提案し売り上げを獲得する仕事です。ENTJ（指揮官型）は、自分が納得できるまで論理的に知ろうとする力があります。

営業においても、ENTJ（指揮官型）は「なぜこの商品がいいのか」「どんなメリットがあるのか」を論理的に伝えられるでしょう。ENTJ（指揮官型）のエネルギッシュで熱意をもった営業なら、高い業績を獲得できるはずです。

ENTJの適職3：感情に流されず客観性が必要な仕事

ENTJ（指揮官型）は、感情論が苦手です。論理性を求めるので、周りからは「冷たい人」と思われることもあるでしょう。しかし、ENTJ（指揮官型）の客観的に物事をみる力と、論理的な思考が必要な仕事もたくさんあります。

弁護士

弁護士は、法の観点から個人や企業にアドバイスする法律の専門家です。依頼者の弁護をしたり、法律にのっとって書面を作成したりと、さまざまな仕事があります。

弁護士は、法律をもとに依頼者を客観的にみる力が必要です。ENTJ（指揮官型）の論理的な考えが役に立つでしょう。また、長期的に戦略を考え行動する場面も多く、ENTJ（指揮官型）に向いている仕事です。

裁判官

裁判の中で法律に従い、中立な立場から判断する裁判官。司法試験に合格した特別職の国家公務員です。裁判官は、感情論が苦手で論理的に考えるENTJ（指揮官型）に向いています。

裁判官はいつでも法律を基準に、公平に判断しなければなりません。ENTJ（指揮官型）なら、自分の意見を曲げず、的確な判断ができるでしょう。

ENTJ（指揮官型）は、高い目標をかかげる仕事に向いているよ！ENTJ（指揮官型）に向いている仕事なら、あなたの強い意志が成功に導くはず！

ENTJ（指揮官型）に向いていない仕事6選

ENTJ（指揮官型）に向いていない仕事に就くと、ストレスがたまったり、うまくいかなかったりします。ENTJ（指揮官型）の短所を知った上で、向いていない仕事を理解しましょう。

心身のサポートをする仕事

根っからのリーダー気質であるENTJ（指揮官型）は、相手の感情を読み取ることが苦手です。相手のために、心身のサポートをする仕事は向いていないでしょう。

看護師

看護師は、医師のもとで診察や治療の補助をします。患者のために献身的につくす看護師は、治療内容だけでなく、患者さんの心のケアも大切です。

感情論が苦手なENTJ（指揮官型）は、患者の思いがわからず困惑することもあるでしょう。また、看護師は医師の指示のもと行動します。人に従うのが苦手なENTJ（指揮官型）には向いていません。

心理カウンセラー

心に不安を持つ依頼者の悩みを聞き、サポートする心理カウンセラー。心理カウンセラーになるには、大学などで勉強し、資格が必要です。心理カウンセラーは、相手の悩みを聞き出す力と、自分の意見を押し付けず共感する力が必要。

ENTJ（指揮官型）は論理的な性格なので、感情論が苦手です。ENTJ（指揮官型）は自分の意見を貫くことが多く、心理カウンセラーは向いていません。

同じ作業を繰り返す仕事

ENTJ（指揮官型）は、戦略的に目標に向かう仕事に向いています。ENTJ（指揮官型）は、人の指示で毎日同じことを繰り返す仕事は向いていません。目標を持てず、退屈に感じてしまうでしょう。

事務

会社や企業の備品管理や書類作成など「縁の下の力持ち」とされる事務職。毎日コツコツと、同じことを繰り返す仕事が多いです。ENTJ（指揮官型）は明確な目標が持てず、長続きしないでしょう。

また、ENTJ（指揮官型）は、人に指示されるのが苦手です。ENTJ（指揮官型）に事務職は向いていないでしょう。

工場のライン作業

工場のライン作業は、同じ作業を何度も繰り返します。ENTJ（指揮官型）は、工場のライン作業のような単調な仕事は、集中力が続かず退屈に感じるでしょう。

また、決められた時間ずっと作業をしなければなりません。自分のペースで仕事ができないので、ENTJ（指揮官型）は苦痛に感じるでしょう。

目標設定が難しい仕事

ENTJ（指揮官型）は、高い目標に向かって戦略的に仕事をしていきたいタイプです。ENTJ（指揮官型）にとって、目標設定が難しい仕事はどうしていいか分からず、業務を滞ることも。ENTJ（指揮官型）は、クリエイティブな仕事は苦手です。

クリエイター

ゲームやアートなど、何かを生み出したり、作り出したりするクリエイター。クリエイターの仕事は、明確な目標設定が難しく、オリジナリティあふれる作品をつくり続けなければなりません。

ENTJ（指揮官型）がクリエイターになると、目標を見失い思い描く成果が出せないでしょう。ENTJ（指揮官型）は数値をしっかり感じられるビジネス系の仕事が向いています。

プログラマー

プログラマーは、ENTJ（指揮官型）には目標設定が難しく、モチベーションが保ちにくい仕事です。アプリやシステムを動かすためにプログラミングを行うプログラマーは、つねにスキルを磨き続けなければなりません。

また、プログラマーは「こんなプログラムを組んでほしい」という指示を、適切に判断し進める力が求められます。しかし、ENTJ（指揮官型）は相手から受けた指示をくみとる力は少なく、何か物足りないと思われることもあるでしょう。

ENTJ（指揮官型）は、明確な目標がもてない仕事は苦手だよ。ENTJ（指揮官型）に向いていない仕事を覚えておくと、就活で迷ったときに役立つはず！

ENTJ（指揮官型）におすすめのアルバイト3選

次に、エネルギッシュでリーダーシップがとれるENTJ（指揮官型）におすすめのアルバイトを3つ紹介します。

営業

一般的に営業職は正社員というイメージが強いですが、アルバイトでも募集があります。契約がとれた分給料にプラスされることが多いです。

ENTJ（指揮官型）は、高い目標設定を決めれば大いに活躍できますよ。また、ENTJ（指揮官型）なら戦略的に営業を進められるでしょう。

アパレル

アパレル販売は商品管理や接客、レジ打ちなどを行ないます。アルバイトでも、よく募集を見かけますね。ENTJ（指揮官型）は戦略的思考が高いので、アパレルの商品が「どうしたら売れるのか」戦略的に考え展開できるでしょう。

また、ENTJ（指揮官型）のカリスマ性を発揮し顧客に憧れられる存在になれれば、さらに成功できます。

テレフォンアポインター（テレアポ）

テレフォンアポインター（テレアポ）は、顧客リストから商品やサービスの営業電話をかける仕事です。テレアポなら、ENTJ（指揮官型）の交渉力が発揮できるでしょう。また、テレアポの仕事は興味がない人に営業電話をかけることも多く、強く当たられることもあります。

しかし、ENTJ（指揮官型）は嫌われることも気にしない性格です。ENTJ（指揮官型）のサバサバした性格はテレアポに向いています。

上に立って指示をしたいENTJ（指揮官型）は、指示を受け働くアルバイトに向いていないかも。とくに単調な作業のアルバイトは避けようね。

ENTJ（指揮官型）が就活や転職活動で使える自己PRのポイント

ENTJ（指揮官型）を知れば、自分の強みがみえてきます。ENTJ（指揮官型）の長所を意識して、就職活動で使える自己PRの例文を紹介します。

自己PRの例文

私はリーダーシップをとり、目標に向かってチームを統率できます。

大学時代はダンス部に所属していました。今までは大きな目標を持たずに活動していたのですが、私が部長になったときにダンスの大会に出場することを目標にかかげました。

メンバーがそろって練習ができないことがありましたが、それぞれ振付やフォーメーションの担当を決め、各担当が決めたものをもちよることで時間を短縮しました。また、動画を用いたり、メンバーのダンスの良かったところや改善するべきところを伝えたりすることでダンスのクオリティが上がりました。結果的にダンスの大会に出場でき、審査員特別賞を受賞できました。

御社に入社した後も、リーダーシップを発揮して目標に向かいチームをひっぱっていきたいです。

自己PRは、大きな成果がなくても大丈夫！日ごろの気付きを就活で活かそう！

ENTJ（指揮官型）が適職に就くためのチェックポイント

ENTJ（指揮官型）は、リーダーシップをもち、チームをひっぱる力があります。ENTJ（指揮官型）を理解し、適職を選ぶポイントを確認しましょう。

ポイント1：チームで行う仕事

ENTJ（指揮官型）は、単独で行う仕事よりチームで行う仕事が適職です。エネルギッシュでリーダーシップのあるENTJ（指揮官型）なら、チーム全体に活気を与えます。

チームのモチベーションを上げ、目標に向かって進められるでしょう。リーダーシップを発揮しながら、周囲への気配りを忘れずに仕事をすれば、適職だと感じる成果が得られるはずです。

ポイント2：目標が設定できる仕事

ENTJ（指揮官型）は、目標が決められていない仕事にはやる気を感じない傾向があります。ENTJ（指揮官型）は目標を設定できる仕事にやりがいを感じ、熱心に仕事に取り組めるでしょう。

ENTJ（指揮官型）は、明確な目標をかかげやすい営業やマーケティングが適職です。

ポイント3：主導権が握れる仕事

自分の意見をなかなか曲げないので、「頑固な人」と思われがちなENTJ（指揮官型）。指示されるのを嫌う傾向にあります。

ENTJ（指揮官型）は自分が主導権を握り、指示する仕事が適職です。最初から人の上に立つ仕事は難しいかもしれません。就職を考えている仕事の将来性を考えるといいですね。

ポイント4：計画性をもって取り組めるか

ENTJ（指揮官型）は、戦略的に計画性をもって取り組める強みがあります。単調な仕事より、計画性をもって取り組む仕事を選びましょう。

ENTJ（指揮官）なら、限られた時間の中で優先順位を立てて取り組めます。決めた目標を達成するために逆算して行動できれば、ENTJ（指揮官型）はさらに成功できるでしょう。

ENTJ（指揮官型）の強みを活かしながら、周りの意見に耳を傾けましょう。気配りを心がければ、さらにステップアップできますよ！

ENTJ（指揮官型）の強みと弱みを理解して自分の天職を見つけよう！

ENTJ（指揮官型）の長所や短所、おすすめの職業を紹介しました。ENTJ（指揮官型）は、MBTI診断の16パーソナリティの中で日本は一番少ないタイプです。カリスマ性があり天性のリーダーシップを持っています。ENTJ（指揮官型）のエネルギッシュにチームをひっぱる力は、大きな強みになるでしょう。

自分にも相手にも厳しいENTJ（指揮官型）ですが、チームがなければリーダーは存在しません。相手の気持ちを考えることを意識し仕事をしましょう。そうすれば、さらにステップアップし、ENTJ（指揮官型）の天職になるはず。ENTJ（指揮官型）の強みを活かして、あなたの天職を見つけましょう。

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