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目次
論理学者型(INTP)の基本的な性格|MBTI診断(16パーソナリティ)
論理学者型(INTP)は分析力が高く柔軟な発想ができる、いわば「発明家」タイプです。
自己主張が少なく、親しい友人のみなど少人数で過ごすことを好みます。その分自分1人でも、困難な課題解決にもじっくり取り組み豊かな想像力を使って解決へと導いていく天才肌。
ルールに縛られた環境が苦手なため、臨機応変な環境で上下関係なくフラットな立場で過ごせる雰囲気の中でこそ力が発揮しやすいと言えるでしょう。 自分の思考に入り込み、物思いにふけることも多いため、周りからは「少し変わった人」と思われることもあります。
しかし、そこから出たアイデアは斬新さなどが溢れており、自身が起こした熱が周りのやる気にも貢献し、場を活気づけてくれる存在です。
論理学者型(INTP)の長所|MBTI診断(16パーソナリティ)
論理学者型(INTP)の性格をさらに深く知るために、まずは長所を見ていきましょう。1つずつ詳しく解説してきますね。
①ロジカルに物事を考えられる
論理学者型(INTP)は、問題となっていることの本質を捉え、原因と結果を分析して矛盾を見つけ出すことが得意。
そのため困難なことをすぐ理解したり、解決したりできる力を持っていて複雑そうに見えるトラブルでもスムーズに解決できます。
また、他の人がたどり着けなかった新しい解決法を導き出せるため、困ったときの相談役にもなる存在です。

②想像力豊か
論理学者型(INTP)は、あらゆる視点から物事を考察することが得意。持ち前の豊かな想像力と発想力でさまざまな選択肢を生みだします。
そのため、失敗したとしてもパニックにならず、すぐ次の行動に移すことができます。 また、独自のクリエイティブな発想で、物事を解決するための近道を探し出すことにも優れています。
物静かに見えても、頭の中では常に新しいものを生みだそうと思考を止めないタイプです。

③知的好奇心が高い
論理学者型(INTP)は知的好奇心が高く、自分の好きなこと・興味をもったことに関しては常に追求し、スキルアップを考えています。そのため、特定の分野に対してプロフェッショナルになれるタイプと言えるでしょう。
また、新しいことにも高い関心を持ちやすく、興味が出れば最後まで追求したいと燃やします。
好きなこと・興味を持ったことに打ち込むのを苦とは感じないため、常に楽しみながらスキルアップできる人です。

論理学者型(INTP)の短所|MBTI診断(16パーソナリティ)
次に論理学者型(INTP)の短所についても知っておきましょう。1つずつ詳しく解説してきますね。
①考えすぎて行動が遅くなる
論理学者型(INTP)は、物事に対して深く思考を巡らせます。最も効率・効果的な方法を自分の納得いくまで模索し、導き出そうとするのです。
一方でこの徹底的な分析力が、実際の行動に移すまでに苦労する要因になることも。物事を深く考えられる性格だからこそ、中途半端な見切り発車はできないのです。
場合によっては思考の沼にハマってしまい、周りからは行動が遅いと指摘されることもあるでしょう。

②感情的な判断に苦痛を感じる
論理学者型(INTP)は、倫理的に物事を判断することに長けています。そのため、倫理的ではなく感情論から導き出される判断には嫌悪感を抱く傾向が。
会議や話合いの場面では、目的や根拠のある論理的な話でなければストレスを感じてしまいます。
他者の心情を読み取ってサポートをすることを要求される環境では、能力を発揮できないどころか息苦しささえ感じてしまうでしょう。

③ルーチンワークや細かい作業が苦手
論理学者型(INTP)は、毎日のルーチンワークや、がっちりとマニュアルの決められた細かい作業が苦手です。
クリエイティブ性が強く、発想力・想像力の豊かな論理学者型(INTP)にとって、思考を広げられない単調な仕事はストレスを感じてしまいます。
また、知的好奇心が旺盛がゆえに注意散漫な面もあるため、チェック作業などではミスが多くなる傾向があるので注意が必要です。

論理学者型(INTP)の割合はどれくらい?|MBTI診断(16パーソナリティ)
論理学者型(INTP)は、日本人のうち7.19%を占めています。16パーソナリティの割合では3番目に多く、同じタイプの人と遭遇することも多いでしょう。
控えめな性格で失敗に対する恐怖心を強くもつ論理学者(INTP)ですが、自身の発明力や創造力、独特の視点や力強い知性を武器に粘り強く戦えます。
結果、最も有効な結論や理論を導き出し、世界に貢献していけるタイプです。
論理学者型(INTP)との相性一覧は?|MBTI診断(16パーソナリティ)
性格タイプ | 相性 | 関係性 |
冒険家型(ISFP) | ★★★★★ | 冒険家型(ISFP)がもつ、他者に前向きな影響を与える性格は、つい自分の世界に浸ってしまう論理学者型(INTP)を新しい場所に連れ出してくれます。一緒に過ごすと、新しい知識をどんどん学ぶことができるでしょう。 |
エンターティナー型(ESFP) | ★★★★★ | 全く異なるタイプ同志ですが、エンターティナー型(ESFP)が広い心で受け入れてくるため、互いを認め合える存在になります。エンターティナー型(ESFP)の人柄から学ぶことが、自身の教養になり人生を豊かにしてくれるでしょう。 |
広報運動家型(ENFP) | ★★★★☆ | 広報運動家型(ENFP)は、社交的で自由人。論理学者型(INTP)とも程よい距離で接してくれるため安心感があります。一緒に過ごせば人間関係が広がり、新しい知識を得るチャンスが訪れるでしょう。 |
擁護者型(ISFJ) | ★★★★☆ | 擁護者型(ISFJ)はサポートが得意であり、論理学者型(INTP)の意見も尊重してくれます。相手の好意を素直に受け入れれば、お互いに支え合える良好な関係になれるでしょう。 |
巨匠型(ISTP) | ★★★★☆ | 巨匠型(ISTP)は人の意見を尊重できるタイプ。論理学者型(INTP)の突発的な意見も受け止めてくれます。お互いに話し合い、理解を深めれば良い信頼関係が築けるでしょう。 |
起業家型(ESTP) | ★★★★☆ | 起業家型(ESTP)は、人を楽しませ常に社交の場の中心いるタイプ。一緒に過ごすことで、論理学者型(INTP)の発想力に新しい刺激を与えてくれるでしょう。 |
指揮官型(ENTJ) | ★★★☆☆ | 論理学者型(INTP)は分析力が高いものの控えめなタイプ。一方で指揮官型(ENTJ)は行動力に溢れているので、組んで物事に取り組めば大きなプロジェクトもスムーズに回ります。 |
仲介者型(INFP) | ★★★☆☆ | 仲介者型(INFP)はサポートが得意なため、論理学者型(INTP)に足りない部分をカバーしてくれます。お互いを認め合い頼り合えば、良い関係が築けるでしょう。 |
管理者型(ISTJ) | ★★★☆☆ | お互いに保守的面があるため、大きなトラブルは起きません。しかしどちらも融通が利かない一面もあり、意見の衝突が起きると一気に険悪となる可能性が。時には自分の意見を譲ることも忘れてはいけません。 |
幹部型(ESTJ) | ★★★☆☆ | 意見が合えばお互いに結束が高まります。しかし意見が合わなくなると、お互いに相手を論破しようとして喧嘩が白熱する可能性も。相手の意見にも耳を傾けていけば、安定した関係を築けるでしょう。 |
建築家型(INTJ) | ★★☆☆☆ | どちらもアイデアを出すのが得意。その分、自分の出した意見を譲らない傾向があるため、考えが異なった場合はトラブルに発展してしまうことがあります。 |
提唱者型(INFJ) | ★★☆☆☆ | 両者とも自分の中にブレない意志とこだわりをもっています。そのため、時には譲り合いの精神を見せ合えば、トラブルが起きることは少ないでしょう。 |
主人公型(ENFJ) | ★★☆☆☆ | お互いに自分の良さを認め合える関係ですが、一度関係がこじれると大きなトラブルとなる恐れがあるので注意しましょう。 |
討論者型(ENTP) | ★☆☆☆☆ | お互いに有益な討論を行いながらも、決して譲り合ったり歩み寄ったりすることがありません。和解が難しいため、相性も良くないと言えるでしょう。 |
領事官型(ESFJ) | ★☆☆☆☆ | 考え方が正反対な上、どちらも意見を譲りません。一緒にいて議論をするほど険悪になる可能性が高いため、距離を置いた付き合い方がオススメです。 |
論理学者型(INTP)に向いている職業|MBTI診断(16パーソナリティ)
論理学者型(INTP)は、論理的思考力や知的好奇心を活かして新たなものを発見していく仕事、物事を分析して最適な方法でゴールに導く仕事が適しています。
【論理学者型(INTP)に向いている職業】
- 研究職
- 経理
- データサイエンティスト
- 経営コンサルタント
- プログラマー
- エンジニア
- 建築士
- 大学教授
- テクノロジー開発
- 考古学者
- 作曲家
冷静沈着で人の意見に流されにくいため、物事をとことん追求して成果を得られる仕事に喜びを感じるでしょう。また、アイデアマンなのであえて人のサポートに回り意見を出すといったポジションの仕事にも向いています。
その強みを生かして、相性のいい仕事にチャレンジしていきましょう。
論理学者型(INTP)に向いていない職業|MBTI診断(16パーソナリティ)
論理学者型(INTP)は、自らの発想力・想像力を発揮したいと考えているためルールやしきたりがある仕事にはストレスを感じる傾向があります。
基本的にイレギュラーは許されず、規則に則った正確な作業が必要とされる職場環境。そして、それに伴うルーチンワークは途中で投げ出してしまう恐れがあるでしょう。
【論理学者型(INTP)に向いていない職業】
- 飲食業
- 接客業
- コールセンター
- 営業
- 公務員
- 行政書士
- 保育士
- 料理人
- 弁護士
- スポーツ指導者
- 工場での製造職
自己完結心が強く他人にあまり興味のない論理学者型(INTP)は、グループで進める仕事や、人と深く関わる仕事にも向いていません。相手の考えを想像し、寄り添いながら進めていく業務は苦手な可能性があります。
こうした弱みを自覚し、向かない仕事を知っておくことも大切です。
MBTI診断(16パーソナリティ)の論理学者型(INTP)の特徴を知って、仕事や人間関係に役立てよう!
論理学者型(INTP)は、論理的に物事を分析できる高い能力と、豊富な想像力・発想力をもった天才肌。
人前に出るのは得意ではないけれど、見えないところで確実に成果を出していくタイプです。こうしたタイプは社会や会社にとって、なくてはならない人材といえるでしょう。
今回の記事を参考に自分の強みや弱みを知って、仕事選びや人間関係の構築にぜひ役立ててみてくださいね。
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