手軽に食べられる「完全栄養食」として人気のベースブレッド。ダイエットや毎日の食事として、定期的に食べている方もいます。ベースブレッドは、忙しい方にとって手軽に健康管理ができる便利な食品。そのため、「体に悪いのでは?」、と疑問を持つ方もいるようです。
そこで今回は、「ベースブレッドは体に悪いのか?」、という点について管理栄養士が考察し解説していきます!結論から言うと、ベースブレッドはコンスタントに食べていても問題ない安心して食べられる食品◎早速チェックしていきましょう!
※記事に掲載している情報は2024年1月22日時点の情報です。
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ベースブレッド(BASE BREAD)の口コミ「太るってホント?」を管理栄養士が徹底解説
目次
【管理栄養士が解説】ベースブレッド(BASE BREAD)は体に悪い?噂の理由とホントのところ
「ベースブレッドは、体に悪いのでは…?」、という疑問が出てくる理由を管理栄養士が考察しました。また、それぞれに対し「安心して食べても大丈夫な理由」も合わせて解説◎不安に思っている方は、ぜひチェックしてくださいね♪
添加物の問題|許容範囲内での使用なので安心してOK
ベースブレッドには、食品添加物(以降、添加物と表記)が使われています。1つの商品に含まれる添加物は4~6種類ほど。添加物は、「国が定めた規定のもの」「許容範囲内と基準が守られている」ため、安心して食べられますよ。
無添加にこだわる方には不向きですが、「多少の添加物であれば気にならない」、という方は一度お試しくださいね♪
栄養バランス|体に必要な栄養素が偏りなく食べられて安心
ベースブレッドは、「26種のビタミン・ミネラル」「 たんぱく質」「 食物繊維」など、体に必要な栄養素がぎゅっと詰まっています。1食あたり、1日に必要な栄養素の1/3が含まれる「完全栄養食」とも言われる食品です。
完全栄養食とは、1食に必要な栄養素が公的機関の策定した食事摂取基準に基づき、すべて必要量以上含まれる食品。ベースブレッドは、この基準を満たしているため「栄養バランスが良い」と言えます。
そのため、必要な栄養素が偏りなく手軽に食べられるので安心です。
太る?の真相|食べる量や食べ方の問題で商品自体に問題はない
ベースブレッドの口コミを見ていると、「太った!」という内容を見かけることがあります。結論から言うと、ベースブレッド自体が太る食品ではなく、食べ方の問題だと言えます。
ベースブレッドは、1食で1日の1/3を網羅できる栄養価の高い食品。そのため、食欲のまま食べ過ぎたり、間食として食べ過ぎると太ります。
また、ベースブレッドのアレンジメニューが流行っていますが、「トッピング」で使う生クリームやマヨネーズなどは高カロリーな食品。これらを使いすぎるのも、太りやすくなる原因です。
▼「ベースブレッドは太る?」について詳しく知りたい方はこちら
ベースブレッド(BASE BREAD)の口コミ「太るってホント?」を管理栄養士が徹底解説
ベースブレッド(BASE BREAD)は体に悪い?気になる添加物と栄養素
ここでは、ベースブレッドの「添加物」と「含まれている栄養素」について、詳しく見ていきます。詳細が気になる方は、こちらも合わせてチェックしてくださいね♪
ベースブレッドは全部で8種類!それぞれの栄養成分をご紹介
ベースブレッドは、全部で8種類。それぞれに含まれる主要な栄養成分は、以下の通りです。
プレーン | チョコレート | メープル | シナモン | カレー | ミニ食パン・プレーン | ミニ食パン・レーズン | Rich | |
熱量(kcal) | 194 | 232 | 235 | 232 | 214 | 236 | 281 | 221 |
たんぱく質(g) | 13.8 | 14.0 | 13.5 | 13.8 | 13.7 | 13.5 | 13.5 | 13.5 |
脂質(g) | 6.7 | 8.7 | 9.1 | 8.8 | 6.3 | 7.5 | 7.4 | 7.2 |
∟n-3系脂肪酸 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.4 | 0.4 | 0.5 | 0.4 |
∟n-6系脂肪酸 | 1.6 | 1.8 | 1.6 | 2.0 | 1.7 | 1.7 | 2.0 | 1.8 |
炭水化物(g) | 22.2 | 27 | 27.2 | 27.1 | 27.7 | 25.5 | 38.1 | 26.4 |
∟糖質(g) | 18.5 | 23.1 | 23.5 | 23.4 | 23.8 | 22.3 | 34.3 | 23.0 |
∟食物繊維(g) | 3.7 | 3.9 | 3.7 | 3.7 | 3.9 | 3.2 | 3.8 | 3.4 |
食塩相当量(g) | 0.3 | 0.4 | 0.4 | 0.3 | 0.7 | 0.9 | 1.1 | 0.5 |
他にも、「12種類のミネラル」「13種類のビタミン」も配合されていて、必要とされる栄養素は網羅されているのがポイントです。
ベースブレッドに含まれる添加物
ベースブレッドに含まれる添加物は、種類によって若干異なります。それぞれ、以下の通りです。
プレーン | チョコレート | メープル | シナモン | カレー | ミニ食パン・プレーン | ミニ食パン・レーズン | Rich | |
添加物 |
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上記のとおり、ベースブレッドには「合成保存料」「合成着色料」が入っていません。入っている着色料は、「カラメル」「カロテノイド」で、いずれも自然界由来のものです。
公式サイトを確認すると「毎日安心して食べていただきたいからこそ、余計な添加物は加えておりません」、とコメントがありましたよ◎
また、「栄養を補うために、一部商品にビタミン類を加えておりますが、サプリとしても普及している一般的なビタミンであり、安心してお召しあがりいただけます」、とのこと。添加物を気にする方にとっては嬉しいですね♪
<そもそも添加物とは?役割について解説>
そもそも添加物とは、「保存料・甘味料・着色料・香料など、食品の製造過程、または食品の加工・保存の目的で使用されるもの」と厚生労働省で定義されています。
ひと言でいうと、風味を良くしたり、食品を衛生的に保つために使われているものです。
添加物は4つに分類されていて、いずれも安全性が確認できたものだけ国が使用許可を出しています。
指定添加物 | 安全性と有効性を確認して厚生労働大臣が指定したもの |
既存添加物 | 長年使用されてきた天然添加物として品目が決められている 例:にがり |
天然香料 | いわゆる天然添加物 例:バニラ香料・カニ香料など |
一般飲食物添加物 | 普段、食品として摂取しているもの 例:海藻セルロース · カロテノイド など |
引用サイト※一部改編あり:厚生労働省 食品添加物
<添加物には使用量に規定あり!食べ過ぎなければ大丈夫◎>
添加物は、使用量の基準も定められています。そのため、無茶な量を食べなければOK。食品の品質を保つ役割もあるため、必要に応じて使い分けられています。
ベースブレッド(BASE BREAD)は体に悪い?おすすめする人・しない人
ベースブレッドを「おすすめする人」「おすすめしない人」の特徴をまとめました。購入しようか迷っている方は、こちらの章を参考にしてくださいね!
▼購入方法を知りたい方はこちら
ベースブレッド(BASE BREAD)はコンビニで買える?取扱店舗とコンビニ以外での購入&最安値で買う方法を紹介!
おすすめする人
まずは、「おすすめする人」の特徴です。ベースブレッドは、手軽に食べられる栄養バランスの整った食品を探している方と相性抜群◎詳しく見ていきましょう!
添加物についてはそれほど気にしない
ベースブレッドは、無添加やオーガニックにこだわりがなければ便利でおすすめの食品です◎添加物が入っていると言っても、4~8種類ほどなので、加工食品にしては少ない印象。
健康面を配慮して、必要最低限の添加物のみになっているので安心して食べられますよ♪
手軽に栄養バランスを整えたい
ベースブレッドは、必要な栄養素がぎゅっと詰まった「完全栄養食」。これ1つで、栄養バランスの整った食事が摂れますよ♪そのため、自分で栄養バランスを考えて、食材や料理を組み合わせる手間が不要です。
健康に配慮した食事を、手軽に摂りたい方におすすめ◎
忙しいときの軽食・補食として使用したい
ベースブレッドは先述の通り、手軽に栄養バランスの整った食事を可能にしてくれる食品です。そのため、忙しくて食事の準備ができないときに大活躍◎
時間がない朝や、残業で夕食が遅くなってしまうときの補食などにぴったりです。他にも、ダイエット中の置き換え食にもおすすめ◎ダイエット中に摂りたい、「たんぱく質」「食物繊維」「ビタミン」「ミネラル」が入っています。
賞味期限が普通のパンと比べて長いので、ストック食として置いておくのも良いですね♪
おすすめしない人
続いて、「おすすめしない人」の特徴です。こだわりが強い方や、自制が効かない方は避けた方が良いでしょう。
無添加やオーガニックにこだわりたい
ベースフードは、無添加ではありません。そのため、無添加にこだわる方には不向きな食品。
使用されている添加物の安全性に問題はありませんが、1つでも入っているのが気になる方は、避けましょう。
量を気にせず、つい食べ過ぎてしまう
量を気にせず、食べたいだけ食べてしまう方にはベースフードは不向きです。ベースフードは、「完全栄養食」とも呼ばれる、必要な栄養素がぎゅっと詰まった食品。
ダイエット中に摂りたい、「たんぱく質」「食物繊維」「ビタミン」「ミネラル」もしっかり入っていますが、カロリーは1袋あたり200kcal前後ありますよ。
ベースブレッドを1日のメインの食事にしようと考えている
ベースブレッドを「1日のメインの食事にしようと考えている」方は、要注意。例えば、1日2~3食がベースブレッドになるような極端な食べ方です。
一般的な食事では、人間本来の「しっかり噛む」「飲み込む」といった動作を要します。しかし、ベースブレッドの比率が多くなれば、この動作が簡略化されてしまいます。人間本来の「食事を食べるという動作」は、健康を維持するためにとても大切◎
普段の食事があってこそのベースブレッドなので、1食分や間食・補食に置き換える程度に留めましょう。
「ベースブレッドは体に悪い?」は問題なし◎手軽に栄養を取りたい方におすすめ!
「ベースブレッドは体に悪い?」、という疑問に対して、管理栄養士が解説しました。結論、ベースブレッドは安全面に問題はなく、効率的に栄養が摂れるとっても便利な食品◎
一部の添加物が使われているため、無添加にこだわる方には不向きです。ただし、使用されている添加物は4~6種類。かつ、国が定めた使用量の基準をしっかり守っています。多少であれば気にならない方にはおすすめですよ♪
食べ過ぎにはもちろん注意が必要ですが、上手に活用すれば「忙しいけど、健康管理には気を付けたい」、という方にとって救世主となる食品◎気になる方は、ぜひ試してみてくださいね!