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ピアスを開ける位置|耳のオススメ5選
耳のどの場所にピアスホールを開けるかによって、印象や選ぶピアスが変わってきます。そこでここでは、ピアスを開けるオススメの場所をご紹介。自分らしいオシャレを楽しむための参考にしてみてください。
オススメ①イヤーロブ(耳たぶ)
ピアスを開ける場所として最もメジャーなのが、イヤーロブ(耳たぶ)です。
イヤーロブに開けるときは、耳の下端から5〜8mm前後の位置につけるのがオススメ。正面から見たときにピアスがバランス良くきれいに見えます。また、この位置ならぶら下がるタイプのピアスもきれいに揺れて、顔まわりが女性らしい華やかな印象に。
あまり下端に開けてしまうと、引っ掛かって耳たぶが裂けたり、重さでピアスホールが伸びてしまったりなど、トラブルにつながる恐れがあるので注意してくださいね。
オススメ②ヘリックス
ヘリックスは、耳の上外側の方の柔らかい軟骨につけるピアス。 耳に着けるピアスの中でも存在感が出るので、小さめのピアスをさりげなくつけていると上品な雰囲気になりますよ。
オススメ③トラガス
トラガスは、耳の穴の横にある三角形のような形の軟骨に開けるピアスです。 顔にいちばん近い位置なので小さいピアスでも印象に残りやすく、髪を耳にかけたときにチラリと見えてもかわいいですよ。
「トラガスを開けるとイヤホンが使えなくなる?」、と心配する方もいますが、そんなことはないですよ。 トラガス用のピアスを着ければ、耳の内側で邪魔になりにくくイヤホンも使えますよ!
オススメ④インナーコンク
インナーコンクは、耳の内側の真ん中あたりで軟骨のくぼんだところに開けるピアスです。軟骨ピアス上級者から人気の場所で、他の人とも被りにくいのが特徴。
くぼんだ部分にピアスを着けるので、服や髪に引っかからず、大きめモチーフや立体的なデザインのものも着けやすいですよ!
オススメ⑤インダストリアル
インダストリアルは、耳上部の軟骨と対角線に2つの穴を開けて、貫通させる形で着けるピアスのことです。
痛みや出血を伴います。そのため、初めて軟骨にピアスホールを開ける方は避けた方が無難。 また、ピアスホールが安定するまで半年〜1年ほどかかり、その間ずっと着けていないとすぐにふさがってしまいます。もし開けるなら、オフィスや学校が容認しているかどうかも事前に確認しておくといいですね。
ピアスの位置|左右で意味が変わる
ピアスは、左右の位置によって意味を持ちます。 左右の意味は性別によって違います。
それは中世ヨーロッパの騎士の右手で剣を持ち、大切な女性を守ったという風習が由来しています。 そのためピアスの位置によるセクシュアリティの表現については、欧米で強い意味を持っていました。
かつては海外に行くときには、少し気を付けた方がいいと言われていましたが、現在では海外でもピアスの位置や数はファッションの一部として、あまり意味を持たなくなってきています。 このように言われていたということがあるという参考程度にご紹介します。
ピアスの位置|片耳に複数開ける場合の注意点
片耳に2つ以上のピアスホールを開ける場合、位置やバランスには十分注意しましょう。
穴と穴の間隔は、1cm程度が目安です。複数のピアスが縦に並ぶように開けるか、少し斜めの位置にしてもバランスが取りやすいですね。
穴同士が近すぎるとバランスが悪くなったり、大きめのピアスをつけられなかったりしてしまいます。そんなときは、「どこにピアスを開けるとバランスがいいか」水性ペンなどで印を付けてから開けるといいですよ♡
ピアスの位置にまつわる数とその意味について解説
オシャレアイテムとして人気のピアスですが、着ける位置や数によって意味を持つ場合があります。「どこにピアスを開けるか迷っている」「自己表現の1つとして意味が知りたい」、という人はぜひチェックしてみてください。
左耳は「強さ」や「守る人」の意味を持つ
左耳につけるピアスは、大切な人を守るという「男性らしさ」「勇気」「誇り」の意味を持つと言われています。男性で男らしさをアピールしたい方は、左耳のみにつけるのもいいですね。
一方で、女性が左耳のみにピアスをつけている場合は、恋愛対象が女性だとアピールする説があります。あくまで一説なので、左耳のみにピアスをつけている女性が全員同性愛者という訳ではありません。
右耳は「優しさ」や「守られる人」の意味を持つ
右耳につけるピアスは、「女性らしさ」「優しさ」「守られる人」の意味を持ちます。女性的な優しさをアピールしたい方は、右耳のみにつけるのもいいですね。
海外では、男性が右耳にピアスをつけている場合、恋愛対象が男性だとする説もあります。ですがこれもあくまで一説なので、右耳のみにピアスをつけている男性が全員同性愛者という訳ではありません。
両耳に開ける場合は特に意味はなし
両耳に同じ個数のピアスホールを開ける場合、ファッションとしての要素が強く特別な意味はありません。
ですが、ピアスはお守りのような存在にもなってくれるので、開けるときに自分だけの願掛けをする人もいますよ。一般的には意味がないとされていても、自分だけの特別な意味を大切にするのも素敵です♪
ピアスの数があらわす意味【奇数】
奇数は、風水の考え方だと陽の気を持つ数字。特にアジアにおいては、開運につながる縁起の良い数字とされています。
ピアスホール1つは恋愛運、3つは仕事運、5つは総合運が上がると言われていますよ。
ピアスホールを開けると運命が変わるという話もありますが、それは自分の気持ちが変わるのと同時に、数字に守られるということもあるのですね♡
ピアスの数があらわす意味【偶数】
偶数は、欧米だと縁起が良い数字とされています。古代ギリシャ時代に遡ると、シンメトリー(左右対称)であることが美の基準でもありました。そのため、欧米では奇数よりも偶数を重視する傾向があるようです。
日本では、ピアスホール2つは社交運、4つは出会い運が上がると言われていますよ!
ピアスの位置|開ける方法は3パターン
ファーストピアスはどこで開けるのがいいのでしょうか?費用や手間の問題もありますが、何より安全できれいなピアスホールを開けることを優先したいですよね。ここでは、ファーストピアスを開ける3つの方法と特徴をそれぞれ紹介します。
病院に行く
ピアスホールは皮膚科や形成外科、美容外科、耳鼻科などで開けることができます。病院は、衛生面・安全面・アフターケアが行き届いているのが特徴。中には、麻酔や金属アレルギー検査をしてもらえる所もありますよ。
料金は、保険適用外になるので片耳5,000円前後が一般的です。
病院によっては、ファーストピアスのデザインの種類が少ないこともあるので事前に確認しておくのがオススメ!
ピアススタジオへ依頼
ピアッサーやニードルなど、専用器具を使って穴開けしてくれるショップがピアススタジオです。
ピアススタジオは日本各地にあり、耳の軟骨やボディなど、病院では対応してくれない場所でも穴あけをしてくれるところがほとんど。 料金は、病院と同程度かややリーズナブルです。
注意しないといけないのが、医師免許を所持しているスタッフが在籍しているかどうか。ピアッシングは医療行為に当たるので、医師免許がない人が行うと違法になります。医師免許を持っている人が処置を行なっているピアススタジオは、きちんと明記されているので必ず最初に確認してくださいね!
自分で開ける
ピアスホールを自分で開ける方もいます。手軽で費用も安く抑えられますが、穴がまっすぐに開かなかったり、不衛生だったりすることもあるのであまりオススメはできません。 それでも自分で開けたいという方は、ドラッグストアで専用器具が販売されています。使い方や注意点、リスクを理解したうえで使用し、違和感があったらすぐに病院を受診してくださいね。
ピアスの位置|開けるタイミングや注意点
ピアスホールを開けるのにいい季節や時期はあるのでしょうか?開けるときに注意したほうがいいことも知っておきたいですよね。ここではピアスを開けるタイミングや注意点を解説します。
約1ヶ月はピアスを着け続ける必要あり
ピアスホールを開けるとき、穴が安定するまで最低1ヶ月はピアスを着け続けなくてはいけません。
人間の体には自然治癒力があるので、傷があるとふさごうとしてしまいます。そのふさぎかけた穴に強引にピアスを指すと、出血や炎症などのトラブルを起こすことがあります。
学校や職場などでピアスを外さないといけない可能性があるときは、いいタイミングが来るまで穴開けは待ちましょう。
清潔に保つ
ファーストピアスを清潔に保つは、お風呂で洗浄するのが基本です。
- 低刺激性の石鹸・ボディーソープ・洗顔フォームを使う
- 洗顔ネット等を使い、しっかりと泡立てる
- ファーストピアスの前後に泡を乗せて、泡だけで患部を洗う
- シャワーでしっかり洗い流す
消毒液は刺激が強すぎて、傷の治りが遅くなる可能性があるので使いすぎないようにします。どうしても使いたい場合は、1日1回を目安にして、塗布する部位は強くこすらないようにしましょう。医療機関でピアスホールを開けた場合は、医師の指示に従ってくださいね。
金属アレルギーを起こしにくい素材を選ぶ
金属アレルギーとは、汗で溶け出した金属成分が皮膚に触れることで起こるアレルギー性接触皮膚炎のことです。発症するタイミングはさまざまですが、一度発症すると完治させるのが難しく、ピアスやネックレスなどのアクセサリーを身に着けることができなくなる方もいます。
心配な方は、医療機関で事前に検査をしておくと安心です。また、ファーストピアスを金属アレルギーの起こりにくい素材から選ぶのもオススメ。
金属アレルギーが起こりにくい素材は「サージカルステンレス」「チタン」「24kゴールド(純金)」「プラチナ」「シルバー(銀)」「アクリル樹脂(非金属)」。 「サージカルステンレス」は、手術用のメスに使われる素材です。傷に強く、錆びにくいのでお手入れも簡単で、普段使いもしやすい素材。一般的に金属アレルギー対策として使われることが多い「アクリル樹脂(非金属)」は、軽くていいのですが、強度が弱く破損しやすいので注意が必要です。
金属アレルギー対応のピアスも種類やデザインが多くありますので、その両方の面から自分に合ったものを見つけるといいですよ。
ファーストピアスの長さやサイズ感に注意
ファーストピアスはついデザインに目が行きがちですが、ここは確実にきれいな穴を開けるために大切な工程。ファーストピアスのトップのサイズや軸の長さはきちんと合ったものを選ぶ必要があります。
トップは負担が少ないように小ぶりで引っかかりの少ないものがいいです。埋没しない3~4㎜くらいのものを選びましょう。 軸の長さについては、まず自分の耳たぶの厚さを把握すること。耳たぶは4㎜以下〜8㎜くらいまで、人によって違います。さらにファーストピアスの場合、ピアッシングによる腫れが予想されるのと、洗浄時に穴の周囲もきっちり汚れを除去できるように少し空間を開けておくのが基本です。
そのため軸は耳たぶの場合は2㎜、軟骨の場合は更に数㎜余裕をみた長さを選ぶのが一般的です。
ピアスの位置や数にまつわる意味を知って、オシャレをますます楽しもう!
今回は、ピアスの位置や数にどんな意味があるのかをご紹介しました。今はファションの要素が強くあまり気にしない方も増えていますが、知っておくと面白いですよね。
ピアスが着けられるとオシャレの可能性はますます広がります。ぜひ、自分にぴったりの位置や数を見つけてくださいね!