ふわっと上品に香る香水は、女性の魅力をぐっと高めて美人度をUPさせてくれるアイテム。ただし、使い方を間違ったり香りが強すぎると印象が悪くなることがあります。
今回は、女性らしい魅力を引き立てて好印象を与える香水の上手な付け方を紹介します。基本的な付け方や、香りの強さに関わる「香水の種類」「付ける場所」も詳しく解説◎大人の身だしなみの一つとして、失敗しないようチェックしておきましょう♪
記事に掲載している情報は2023年6月2日時点の情報です。
目次
香水の付け方|知っておきたい上手に使うコツとポイント
まずは、香水の基本的な付け方から紹介します。「香水って何プッシュ付けるの?」「いつ使えばいいの?」「どこに付ければいいの?」、といった疑問を解決◎香りを上品にまとう上手な使い方も合わせてお伝えします♪シーンに合わせた香りを選ぶコツもまとめたので、早速チェックしていきましょう!
プッシュする回数と付け方
香水は、基本的に1プッシュで十分香りが付きます。ただし、海外ブランドの香水は噴出量が多いスプレーボトルがあるので注意。もし噴出量が多い場合は「控えめに押し出す」「空気中にスプレーして、付けたい部分をくぐらす」と付け過ぎずに済みますよ◎
「香水を付ける量の調整が難しい…」、と思うならスプレーではなくロールオンタイプを使うのも方法です。香水が少量ずつ出てくるので、付けたい部分に軽く塗るだけでOK。お気に入りの香水を、ロールオンタイプの容器(ロールオンタイプのアトマイザー)に移して使うと便利です。百均にも売っているので、ぜひ探してみてくださいね!
香水を柔らかくふんわりと香らせたいなら、ハンカチやコットンに1プッシュ吹き付けたものを肌に乗せると良いですよ。特に、濃厚で香りが強いパルファンのような香水を付けるときにオススメ。こちらもぜひ試してみてくださいね♪
香水を付けるタイミング
香水を付けるタイミングは、「ミドルノート」が香り出すお出掛けの30分前くらいがオススメ◎香水を付けた直後の「トップノート」は、周囲に香りが強い印象を与えます。
そのため、体温に馴染んで香りが落ち着いた「ミドルノート」に変化した頃合いがベスト。付ける量と合わせて覚えておきましょう!
香水の付け方|オススメの場所とNGの部分
香水を付ける部分によって、香りの強弱が変わってきます。香水は成分にアルコールを含むため、体温が高い部分に付けるのが上手く香らせるコツ。香りの移り変わりを引き出すことができ、より女性らしい魅力を引き立てることができますよ♡
また「ここだけは香水を付けないで!」、というNGポイントもあります。香水の魅力的な香りが、一瞬で台無しになるのでしっかり押さえておきましょう!
上品に香らせるなら「ウエストから下」
香水初心者さんにオススメの場所は、「ウエスト」を含む体の下部分「太もも」「ひざ裏」「足首」です。香水は下から上へと香りが昇っていく性質があり、上品に香らせることができますよ◎
程よくほのかに香らせたいなら、服で隠れる「ウエスト」が特にオススメ。いろいろな人と接する機会が多いオフィスシーンにもぴったりです。
しっかりと香らせたいなら「ウエストより上」
香りを強く印象付けたい場合は、ウエストより上の「手首」「肘の内側」「胸元」「耳の後ろ」「うなじ」がオススメ。これらは体温が高く、香りをより強く感じられる場所です。
ただし、顔に近い場所なので、香りに酔わないよう香水を付ける量には要注意。デートや華やかなお呼ばれシーンなどで、いつもと違った雰囲気を演出したいときにぴったりですよ♡
ここはNG!体臭が気になる「脇」や「足裏」
香水を付けない方が良いのは、「脇」「足の裏」など体臭が発生しやすい部分です。体臭と香水の匂いが混ざってしまい、本来の香りが楽しめなくなるので要注意。
特に夏は、汗で体臭が発生しやすいので気を付けましょう!汗はこまめに拭き取ったり、脇や足の裏など体臭が気になる部分は無香料の制汗剤で整えておくと安心です♪
香水の付け方|TPOに合わせた香り選び
香水は強さだけでなく、香りの種類によって周りに与える印象が大きく変わります。「付ける量」や「付ける場所」以外にも、「TPOに合わせた香りの種類」を選ぶようにしましょう。
オフィス・フォーマルシーン
オフィス・フォーマルシーンには、清潔感のある爽やかな香りがオススメです。
- フローラル
- シトラス
- シャボン
- ウッディ
上記で紹介したものは、香りが悪目立ちしすぎずナチュラルな印象。清潔感があるので、周囲の人からも受け入れられやすいですよ。
パーティーシーン
華やかなパーティーシーンでは、気品溢れる華やかな香りがオススメです。
- フローラル
- フローラル&フルーティ
- ムスク
上記で紹介したものは、大人っぽい女性らしさを演出してくれます。「フローラル」や「フローラル&フルーティー」は、花のような可憐で上品な印象を、「ムスク」は重厚感があるので、気品溢れる艶やかさを演出してくれますよ♡その日の装いやパーティーの雰囲気に合わせて選んでみてくださいね!
プライベート・レジャーシーン
プライベートやレジャーシーンでは、自分の好みや場の雰囲気にマッチして気分が上がる香りをチョイスするのがオススメです◎
- フローラル&フルーティ
- シャボン
- ムスク
- バニラ
- マリン
デートなら、女性らしい魅力を高めてくれる「フローラル&フルーティー」「ムスク」や清潔感のある「シャボン」が好印象♡夏のレジャーでは、海辺を想像させるような「マリン」「バニラ」のようなシーンに合った香りを選ぶと気分が高まりますよ♪ぜひ、試してみてくださいね!
香水の付け方|種類によって香りの強さや持続時間が違う
香水は、種類によって香料の割合(以下、賦香率)が変わるため、「香りの強さ」「持続時間」に差があります。それぞれチェックしていきましょう。
パルファム
香料の割合が最も高い香水です。濃度が濃く少量でもしっかりと香るのが特徴。
- 賦香率:15~30%
- 持続時間:5~7時間
香りの印象を、強く残したいときにオススメです。
オードパルファム
パルファムの次に香料の割合が多く、香りに深みがあります。
- 賦香率:10~15%
- 持続時間:4~5時間
香りは強いものの、濃度が控えめでパルファムより使いやすくなっています。
オードトワレ
濃度も持続時間も程よく、デイリー使いに最も適した香水です。
- 賦香率:5~10%
- 持続時間:3~4時間
ほんのりとした香りが数時間続くため、カジュアルに使えるタイプ。香水デビューにもぴったりですよ。
オーデコロン
香料の割合が最も少なく持続時間が短いため、ラフに使える香水です。
- 賦香率:3~5%
- 持続時間:1~2時間
強めの香りが苦手な方や、お仕事の都合で香りを控えめにしたい方にオススメ。
香水の付け方|注意しておきたいポイント
香水を付けるときの注意ポイントについて紹介します。意外とやってしまうNGアクションもあるので確認してみてくださいね!
香水は肌に付ける
香水は、体温によって香りが変化するのが魅力です。そのため、素肌に直接付けましょう。洋服やバッグなどの小物に振りかけると、香水成分がシミになってしまうケースがあります。
また、ジーンズやコートなど頻繁に洗濯しない衣服を着用するときには要注意。別の香水を付けたとき、衣服に付いた香りと混ざる可能性があります。できるだけ、余計なものに香水が付かないよう配慮しましょう。
肌を清潔にしてから使用する
先述のとおり、体臭と混ざると香水本来の香りが楽しめなくなります。肌は清潔な状態にしてから、香水を付けましょう。
汗が気になる場合は、無香料の汗拭きシートを使って汚れと体臭をリセット◎もし時間に余裕があれば、出掛ける前にシャワーをするのもありです!シャワーで体が温まり、香水の香りがより楽しめますよ。
手首で擦らず、肌に乗せるように付ける
意外とNGなのが、香水を付けた手首を擦りつける方法です。擦ってしまうと香水に含まれる香りの粒子を潰してしまい、香りが変化する可能性があります。
本来の魅力的な香りを楽しむためには、肌に乗せるように付けるのが正解◎香りの持続時間にも影響するので、気を付けましょう!
香水の付け方|量が多すぎた場合の対処方法
香水を付け過ぎてしまったら、水で洗い流すと香りが抑えられます。しっかり香りを落としたいなら、ボディーソープで洗い流すのがオススメ。
ウエストや膝の裏など、水で洗い流せない場所ならアルコール入りのウェットティッシュで代用できますよ。外出先で付け直すなら、用意しておくと安心です♡
香水の付け方をマスターして、美人度UPを目指そう♡
香水の基本的な付け方から、より女性らしい魅力を高める使い方のコツまでまとめて紹介しました。
香水は、香りの強さや種類によって雰囲気が変わりファッションの一部としても楽しめます。ただし、「強すぎる香り」「体臭が強い部位に付ける」と本来の香りが楽しめず、印象が悪くなるので要注意!
記事を参考に、香りを味方につけて美人度をUPさせてくださいね♡
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